北都留森林組合blog

森林組合の毎日を日記でご紹介していきたいと思いますのでお楽しみに!

森林と市民を結ぶ全国の集い2009 in Tokyo

2009年10月29日 | Weblog
イベントのご案内をさせて頂きます。

日時:平成21年12月5日(土)~6日(日)
場所:立教大学 池袋キャンパス
 東京・池袋駅西口より徒歩7分 下記アクセス参照
 http://www.rikkyo.ac.jp/access/pmap/ikebukuro.html

【費用】
 一日目(12/5) 参 加 費:1,000円
 一日目(12/5)交流会費:3,000円
 二日目(12/6) 参 加 費:1,000円
 ※昼食や宿泊の費用・手配は各自でお願いします

【プログラム】

<一日目:12月5日(土)>
●シンポジウム(参加費:1,000円)
○問題提起
13:00~
 「あらためて森林の価値を問う」
 内山  節〔哲学者〕

○パネルディスカッション
14:30~
 「あらためて森林の価値を考える
 ~わたしたちは何を目指すのか~」
 コーディネーター:
  山本 信次〔岩手大学准教授〕
 パネリスト:
  澁澤 寿一〔(特)樹木・環境ネットワーク協会〕
  辻   一幸〔山梨県早川町長〕
  寺川 裕子〔(特)里山倶楽部〕

○参加者持ち込み企画
17:00~18:30 
 ・皆さんの様々な企画をご発表ください。

●交流会(会費:3,000円)
19:00~21:00
 全国の仲間達と交流ができますのでぜひご参加ください。


<二日目:12月6日(日)>
●分科会・全体会(参加費:1,000円)
09:00~
 ※分科会の内容等に変更がある場合があります。

○第1分科会「森林とともに暮らす魅力」
 コーディネーター:
  内山   節〔哲学者〕
 話題提供:
  青木 亮輔〔東京チェンソーズ〕
  稲垣 久義〔足助きこり塾〕
  小森 耕太〔山村塾〕

○第2分科会「生物多様性を育む森林づくり」
 コーディネーター:
  久保田繁男〔西多摩自然フォーラム〕
 話題提供:
  及川ひろみ〔(特)宍塚の自然と歴史の会〕
  藤田   卓〔(財)日本自然保護協会〕
  松本 和馬〔(独)森林総合研究所〕

○第3分科会「どう広げる?森林づくり」
 コーディネーター:
  外川 隆〔早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター〕
 話題提供:
  山本 博〔(特)日本森林ボランティア協会〕
  森林組合の方
  ほか会場のみなさん

○第4分科会「山の暮らしから森林を考える」
 映像上映:
  日本の姿「奥会津の木地師」(民族文化映像研究所)
 コーディネーター:
  田口 洋美 [東北芸術工科大学芸術学部歴史遺産学科教授]
 話題提供:
  織田 洋典〔平成17年度「森の名手・名人」〕
  塩野 米松〔作家〕
  能登谷 創〔高根生産森林組合・森の聞き書き甲子園OB〕

○第5分科会「伝統的な木の文化を伝えていく森林」
 コーディネーター:
  原島 幹典〔岐阜県立森林文化アカデミー教授〕
 話題提供:
  石城 謙吉〔北海道大学名誉教授〕
  木村 政生〔元伊勢神宮営林部〕
  栗本 慶一〔林業家・滋賀県高島市〕
  田中   裕〔林業家・青森県南部町〕

○第6分科会「組織は人を育てていますか? ~人づくりについて考える~」
 ファシリテーター:
  川嶋   直〔(財)キープ協会〕
 話題提供:
  朝廣 和夫〔九州大学院准教授・日本環境保全ボランティアネットワーク〕
  原田 敏之〔森づくり安全技術・技能全国推進協議会〕

※分科会の内容等は変更する場合があります。予めご了承ください。

●全体会
14:45

●終了
16:00


【申込み方法】
 下記のホームページよりお申込みください。
 http://form1.fc2.com/form/?id=476418


【お問い合わせ】
 (特)森づくりフォーラム内
 森林と市民を結ぶ全国の集い実行委員会 事務局
 〒113-0033 東京都文京区本郷3-2-3 斎藤ビル3階
 TEL: 03-3868-9535
 FAX: 03-3868-9536
 全国の集い専用メール tsudoi@moridukuri.jp
 ※@は半角にしてご利用ください。


【主催】
 森林と市民を結ぶ全国の集い実行委員会 (※)
 (社)国土緑化推進機構

【特別協力】
 立教大学ESD研究センター

【後援】
 林野庁
 環境省
 東京都
 美しい森林づくり全国推進会議
 全国森林組合連合会
 (社)全国森林レクリエーション協会
 (社)全国林業改良普及協会
 (社)日本森林技術協会
 (財)日本木材総合情報センター
 (以上申請中含む)

【(※)森林と市民を結ぶ全国の集い実行委員会メンバー】
 内山   節〔実行委員長・哲学者〕
 石井  玲子〔(特)樹木・環境ネットワーク協会〕
 鹿住  貴之〔(特)JUON(樹恩)NETWORK〕
 川嶋   直〔立教大学大学院特任教授/(財)キープ協会〕
 川田  隆昭〔(特)日本森林ボランティア協会〕
 久保田 繁男〔西多摩自然フォーラム〕
 熊崎  惣太〔(特)地球緑化センター〕
 佐古田 睦美〔(社)国土緑化推進機構〕
 下堂  健次〔林野庁〕
 原田  敏之〔(特)森づくりフォーラム〕
 松井  一郎〔(特)森づくりフォーラム〕
 横路 美喜緒〔(特)グリーンフォーレストジャパン〕
 吉村  妙子〔(特)森づくりフォーラム〕

全森連 林業見学・交流ツアー開催

2009年10月24日 | Weblog
本日10月24日(土)ゆずりはら青少年自然の里近くの森林で全森連主催の林業見学・交流ツアーを開催しました。
40名を越える参加者と一日間伐体験と交流会が行われました。

詳しくはまた報告します。

要間伐森林

2009年10月23日 | Weblog
間伐が遅れているために林床まで光が届かない森です。

「間伐した木をいかに安く山から持ち出し、採算の合う価格で売っていくのか」

林業が抱える問題は、たったこの一言の答えを探すことで解決できます。

その答えを見つけるために、様々な人と繋がりながら諦めずに挑戦していきたいと思います。



西原農林産物直売所 もちまつり 開催のお知らせ

2009年10月21日 | Weblog
上野原市西原の一宮神社前にある西原農林産物直売所では今週末に秋のもちまつりを開催します。

地元で採れたキビ、ヨモギ、ホモロコシなど美味しい雑穀もちを販売します。
その他秋の旬の野菜も沢山用意して皆様のお越しをお待ちしております。

日時:平成21年10月25日(日)朝8時より(完売次第終了)
場所:上野原市西原 一宮神社前 西原農林産物直売所

八重山学校林~除伐~

2009年10月20日 | Weblog
上野原市にある「八重山」は、昭和のはじめに上野原で生まれ育った水越八重さんが上野原のまちと上野原小学校にお世話になった恩返しに寄付された山で、八重さんのお名前から命名されました。
現在、八重山には上野原小学校の学校林があり、小学生の学習の場として使われるとともに市民のいこいの場として利用されています。

子供たちの植林した木を守るための除伐作業を行いました。

山梨県森林のフェスティバル開催

2009年10月19日 | Weblog
2009年10月17日(土)~18日(日)の2日間、甲府市小瀬スポーツ公園にて「山梨県森林のフェスティバル」が開催されました。

甲斐東部材のバーク(樹皮)を粉砕した草抑え用バークのPRを展開しました。
多くの方がサンプルを求められ配布しました。

甲斐東部材では、バークの利活用をPRし多くの方にご利用頂きたいと願っております。

問合せ先(甲斐東部材原木市場 担当:望月 電話0554-25-3111)

太陽熱利用木材乾燥装置完成!

2009年10月16日 | Weblog
小菅村では、東京農業大学の平成21年度地域協同研究支援事業と国の支援で展開している小菅村元気再生事業の協同プロジェクトとして『太陽熱利用木材乾燥装置』を完成させました。

多摩源流の小菅村では、木材乾燥へも自然エネルギーを使い自然にやさしい木材を生産していくことができないか、㈱高橋建設研究所の特許技術を導入し、太陽の熱だけで木材を乾燥させる装置をつくりました。

平成21年9月19日に第1回目の検証試験のための木材が入れられました。
木材乾燥のデータ分析は東京農業大学にお願いし、挑戦がはじまりました。
乾燥の結果は10月末から11月上旬に出る予定。

小菅村と北都留森林組合では、スローライフ、スローフード、それにスローウッド、人と自然にやさしい木材を提供していきたいと思います。

森林資源活用ワークショップ開催のお知らせ

2009年10月15日 | Weblog
甲斐東部木材団地にある甲斐東部材プレカット協同組合では、以下のとおりワークショップを開催します!
流域材活用のひとつに「パーゴラ」を提案します。
このたび開発したパーゴラキットを実際に一緒に組立してみませんか?

また、開発したパーゴラキットは特価予約販売受付中です。
実際にご自宅のお庭にパーゴラをつくりブドウ栽培に挑戦してみませんか!?

日時:平成21年10月31日(土)13:30~16:00(雨天決行)
場所:会東部木材団地(大月市初狩町中初狩字近ケ坂3274-2)
参加費:無料
募集人員:30名
申込先:甲斐東部材プレカット協同組合(電話0554-25-3333)
主催:大月市元気回復・森沢山協議会
協力:大月市

甲斐東部材製材工場

2009年10月10日 | Weblog
当組合が協同で経営している甲斐東部材原木市場のある甲斐東部材拠点施設内には製材工場とプレカット工場があります。高性能な製材機械が導入されており、1日に数百m3を挽く能力があります。

原木市場で木を集めすぐ隣の製材工場で挽いて、すぐ隣のプレカット工場で製品化することのできる桂川・相模川流域内唯一のワンストップ拠点施設です。

10年前に整備されましたが存在が中々知られておりません。
これからHPも充実させ多くの方々にご利用頂ける林業拠点施設を目指し3協同組合一致団結し取り組んでいきます。

只今施設の見学、商談を受付中です。
(お問合せ先電話)原木市場 0554-25-3111 製材工場0554-25-3222 プレカット工場 0554-25-3333


全国森林作業道研究会発足報告 その2

2009年10月08日 | Weblog
~大橋慶三郎先生の講和より抜粋~

「山が急峻で大変。平らならどんなに楽かが道を付けるきっかけであった」
「棚田からヒントを得た。山でこれをすれば平地がつくれる」
「いいな~という空想⇒棚田を真似ようという連想⇒昔からあるものから学び実行が必要。自然に教えてもらう気持ちが大切」
「骨のない魚はいない。道にも骨が必要⇒丸太組をはじめた」
「日本の道は雨=水処理がすべて」
「重力は大型化すればすごく負担大。安く幅広の道はつけられない」
「キャタピラ車でなく普通の車が通れる道が必要」
「山での心配、苦を変えるのが道である。道は人の心も変えることができる」

~酒井秀夫教授の講和より抜粋~
「道は発行して良い道になる」
「火山灰地質はほぐすと固められない」
「作業道は一時的ではなく恒久的に認識を変えていかねばならない」

~宮林茂幸教授の講和より抜粋~
「山村=生命維持都市。林業は生命維持産業」
「自給率25%以下となった産業は消えてゆく。木材自給率を上げていかなければ」
「日本の山は保育から伐採の時代へ」

~岡橋清光林業社長の講和より抜粋~
「機械に道を合わせるのではなく道にあう機械が必要」
※最近、高性能林業機械の小型化が実現しはじめた
「施工と出材技術はOK、あとはどこに道をつけるか路線決定が重要」
「危険なとこは通らないこと。大橋先生から教わったどこが危険かを知る方法、ノウハウを広めたい」
「図面通りに道は作れない。どうしても路線変更が出てくる」


全国森林作業道研究会発足

2009年10月07日 | Weblog
山梨県小菅村で10月5日(月)~6日(火)の1泊2日で全国森林作業道研究会発足の呼びかけに林野庁森林整備部整備課、山梨県、市町村担当者、森林組合、林業事業者等々80名超の参加者が集まり、『全国森林作業道研究会』の発足が確認されました。

会長に酒井秀夫 東京大学教授、名誉会長に大橋慶三郎氏が選出されました。
酒井先生は、「これからの作業道」と題して・恒久施設としての森林作業道の必要性を訴えました。

同研究会を通じ森林作業道のあるべき姿と適正な設置基準の内容と方向を検討し、政策提言をしていくことを目的に活動していきます。
今回集まった人々ひとりひとりが呼び掛け人となり全国へ参加を呼び掛けていきたいと思います。

詳しくはまた報告します。

ゴウリキ(強力)

2009年10月05日 | Weblog
重たい荷物を背負って山を歩く人を「ゴウリキ(強力)」と呼びます。

山の頂上に鉄塔や小屋がありますが、そこへ荷を揚げたり下げたりするのはどうしていると思いますか?

お金が沢山あれば当然ヘリコプターですが、ほとんどの場合はこうして荷物を担ぎ揚げます。

森林組合の大切な裏方の仕事のひとつ。
山道に詳しく力持ち。
いろいろなところから依頼があります。
山と生きる、森と生きる森林組合はお役に立てることならばどんな仕事も請け負います。

ご用命は北都留森林組合まで 電話0554-62-3330