怒号。

「おいっ！オマエっ！コッチに来いっ！（怒！」


そのフロアに入った瞬間聞こえてきた怒号。


あっ？何のことだ？って感じでしょ？
コレ先ほど用事があって行っていた市役所での出来事。


作業着姿の６～７０歳くらいのオヤジさんが
職員を捉まえて怒鳴り散らしてる。
ワタクシ性悪ですのでそれを傍観。(笑

オヤジ：
「おめぇ～ら、今度は俺から何の税金盗ろってんだっ！ああぁ～っ！」

「この１，０００円の意味は何だって聞いてんだこのヤロウっ！」

職員：
「ですから、これは皆様から頂く税金ですので・・・」


オヤジ：
「だからっ何だかわからねもん払えねってんだよっ！」


職員：
「払っていただかないと・・・」


オヤジ：
「また払わねぇーと差し押さえ食らうのかっ！こ、この間も・・・馬鹿ヤロウっ！」

「訳のわかんねぇことばっかり言いやがってっ！俺は払わねぇぞ！」


そういって去っていくオヤジさん・・・


ただでさえ頭に来る税金の徴収。
しかもなんだか年々支払額だけが増えてる気がする。
中小企業は虫の息。
これだけの材料が揃っていれば、
どれだけこのオヤジさんが怒っているのかがわかる筈なのに、
きっと職員は説明の仕方を間違えたんだろう。
こういった場所の職員、保険会社の人間、医者なんかに多いけども
自分達の常識ごと、ありきで会話しようとする。
奴等が使うそのサラッと混ぜる単語、
もしくは結論からの論法。
わかってて当然的なものの言い方。
我々素人にはマッタクわからねぇんですよねぇ。

ワタクシにも経験がありますが、
それを指摘して意味を聞こうとすると、
「はぁっ？」
ってな顔して理解できてない。
ってかもしかしたら本人達も理解してないで使ってるのか？ってな感じだ。
いや、もしかしたらそういう作戦か？

・・・


そんな怒り大爆発のオヤジの後姿を見送りながら、

窓口のロボットの様なネェちゃんに、
税金を支払わされるワタクシなのでした。


いやいやオヤジの気持ち、良～くわかるぜ～
ワタクシも怒りを爆発させちゃおうかなぁ～

でも風体や顔が怖いワタクシは、
速攻で警備員＆桜田門さんが飛んできて連れてかれんだろうなぁ～


何もしてねぇのに、

「殺されそうになりましたっ！」なんて職員が証言したりして。（笑



ではでは。