どもども!クリームさんです!
さてさてなかなか更新ができなかったD-300ですが、
現在最終調整中でございます。
それでは見て頂きましょう。
まずはココから。
なんだか結構な隙間があります。しかもピン穴に割れが・・・
今回のご依頼は基本的に弦高を低くすること。
通常はサドルの削り込みである程度の弦高は下げていけるのですが、
このD-300はサドルを削るだけでは下げられないうえにサドルが収まっている溝に隙間がある。
んじゃどうするか?
こうするのだ。
ブリッジプレートの上面をまず鉋で・・・
狙った高さまで削りこんで同時に溝の調整をする。
溝の幅の計測。
ココと
ココ。
あらら・・・中間あたりで約4mmなのに端では3.2mmだ。
しかも溝の中にこんな↓段差がある。
まずは段差をノミ等を使って取り除き埋木を入れて新たに溝を彫る方法で進むことにした。
まずは溝の中の段差をノミで取り去り、
そんでもってこんなモノをハカランダの端材からその甘い香りにウットリしながら作成して・・・
いたのですが埋木をする方法を中止した。
溝の幅が修正後は約4mm。この幅にピッタリのサドルを発見したのだ!
取り合えずそれを注文して届く間に別の場所をやってしまおう。
この割れを埋めておきましょう。
グルーにローズウッドの粉を練り合わせて割れ目に刷り込んでいく
グルーが乾いたら研磨して一先ず完了。
で、数日後注文したサドルが到着。
それがコレ。
白く長いのがそれ。
上はナット用に用意しておいたオイル漬けナット(最近はビンテージボーンて言うらしい。)
それの加工。
厚みを調整してビシッと収まるようにしておいて、
仮載せして
サドルプレートのRをマーキング。
ひいたラインを基準にしてサドルを少しずつ削っていく
弦が仮に張れるところまできたら次ぎはココ。
外してみると・・・
おおっ!やっぱり中空ナット!(笑)
どう作成するかは以前ターキー氏のギターの回で紹介したので割合させていた
だく。
コイツを
こうして
こんな風に隙間なくピッタリにしたらとりあえず完成。
次ぎはまたブリッジに戻って
ピンがキッチリ収まるように調整して・・・
ここまできたら仮に弦を張ってサドルの高さとナットの溝きりをしておいて
ネック&フレットの様子を見ながら弦高の調整をしていく。
前回ネックの割れをリペアしたのだが
あの割れはずいぶん前から割れていたようで離れ離れになってる間に
歪みが出ていたようで修正後に指板上3F~4F中心に少々暴れ出した。
この場合はしばらく2~3日レギュラーチューニングをして放置して
様子を見なければいけないのですね。
弦を張った直後にいくらロッドやフレットの調整をしたところで
確実にネックが動きますから。
1日ごとに様子をチェックしてネックの動きが収まってきたら
フレット周りの修正をして弦高の調整。
んで現在。
ブリッジ周り。
別の角度から。
ナット周り。
で現在最終調整中でございます。
オーナー様には大変お待たせをしております。
永久貸し出しをしていたエレキを急きょ返してもらってお弾きになっているとのこと、
お弾きになりたいジャンルが変わってしまう前にお渡しできるよう頑張っております。
今しばらくお待ちくださいませ。
シクシクすみません・・・ホントに仕事が遅いワタクシでございます。
ああぁぁ・・・ターキー氏が
「フッ・・・まだまだだな。」
って言ってる声が聞こえるぅぅ~~~
ああああぁぁぁぁ・・・・
んなこと言ってたらターキー氏のギターが到着だぁぁ・・・
さてさてなかなか更新ができなかったD-300ですが、
現在最終調整中でございます。
それでは見て頂きましょう。
まずはココから。
なんだか結構な隙間があります。しかもピン穴に割れが・・・
今回のご依頼は基本的に弦高を低くすること。
通常はサドルの削り込みである程度の弦高は下げていけるのですが、
このD-300はサドルを削るだけでは下げられないうえにサドルが収まっている溝に隙間がある。
んじゃどうするか?
こうするのだ。
ブリッジプレートの上面をまず鉋で・・・
狙った高さまで削りこんで同時に溝の調整をする。
溝の幅の計測。
ココと
ココ。
あらら・・・中間あたりで約4mmなのに端では3.2mmだ。
しかも溝の中にこんな↓段差がある。
まずは段差をノミ等を使って取り除き埋木を入れて新たに溝を彫る方法で進むことにした。
まずは溝の中の段差をノミで取り去り、
そんでもってこんなモノをハカランダの端材からその甘い香りにウットリしながら作成して・・・
いたのですが埋木をする方法を中止した。
溝の幅が修正後は約4mm。この幅にピッタリのサドルを発見したのだ!
取り合えずそれを注文して届く間に別の場所をやってしまおう。
この割れを埋めておきましょう。
グルーにローズウッドの粉を練り合わせて割れ目に刷り込んでいく
グルーが乾いたら研磨して一先ず完了。
で、数日後注文したサドルが到着。
それがコレ。
白く長いのがそれ。
上はナット用に用意しておいたオイル漬けナット(最近はビンテージボーンて言うらしい。)
それの加工。
厚みを調整してビシッと収まるようにしておいて、
仮載せして
サドルプレートのRをマーキング。
ひいたラインを基準にしてサドルを少しずつ削っていく
弦が仮に張れるところまできたら次ぎはココ。
外してみると・・・
おおっ!やっぱり中空ナット!(笑)
どう作成するかは以前ターキー氏のギターの回で紹介したので割合させていた
だく。
コイツを
こうして
こんな風に隙間なくピッタリにしたらとりあえず完成。
次ぎはまたブリッジに戻って
ピンがキッチリ収まるように調整して・・・
ここまできたら仮に弦を張ってサドルの高さとナットの溝きりをしておいて
ネック&フレットの様子を見ながら弦高の調整をしていく。
前回ネックの割れをリペアしたのだが
あの割れはずいぶん前から割れていたようで離れ離れになってる間に
歪みが出ていたようで修正後に指板上3F~4F中心に少々暴れ出した。
この場合はしばらく2~3日レギュラーチューニングをして放置して
様子を見なければいけないのですね。
弦を張った直後にいくらロッドやフレットの調整をしたところで
確実にネックが動きますから。
1日ごとに様子をチェックしてネックの動きが収まってきたら
フレット周りの修正をして弦高の調整。
んで現在。
ブリッジ周り。
別の角度から。
ナット周り。
で現在最終調整中でございます。
オーナー様には大変お待たせをしております。
永久貸し出しをしていたエレキを急きょ返してもらってお弾きになっているとのこと、
お弾きになりたいジャンルが変わってしまう前にお渡しできるよう頑張っております。
今しばらくお待ちくださいませ。
シクシクすみません・・・ホントに仕事が遅いワタクシでございます。
ああぁぁ・・・ターキー氏が
「フッ・・・まだまだだな。」
って言ってる声が聞こえるぅぅ~~~
ああああぁぁぁぁ・・・・
んなこと言ってたらターキー氏のギターが到着だぁぁ・・・
まだ2本ありますよ。ふふふふふ。
でね、ファイアーバードもね、10年以上弦はったままハードケースの中で熟成されててね、反ってるんですよ~。これがまた。
ロッド回そうにも道具もなし。回るのかさえ不明。
いつも010~046だったんだけどネックにやさしい090~042張ってます。低音が寂しい。
もうすぐでございます!
今しばらく今しばらくのご猶予を!
熟成したファイアーバード・・・
弦を緩めても反ったままなのかなぁ~・・・
う~ん気になる。
ロッドが六角レンチ対応じゃないんですよ。ナット絞めなのかな?
自分では回せません。
D-300引き取りに行くとき持って行きますね。どんなもんか診てもらおっと。
じー様からもうご返事がぁぁ!
もしかしてじー様もお仕事中とか??
熟成ちゃんは、
緩めても反ってますか。
しかもねじれてますか・・・う~ん。
ロッドが六角レンチじゃない?
・・・ソケットレンチで調整するタイプじゃ・・・??
もちろんあの娘さんのお迎えの時に診させていただきます。
で、D-300、評判よろしかったです。で、出発前に弦を張り替えました。マーチンのカスタムライトっていう、011-052。ひとまわり細い弦です。
ストロークで弾くと全体的にビビりまくりになってしまい、やはり、ノーマルのライトゲージの方が良さそうです。音量も違いますし、音質もいいように思います。毎回緩めるのが面倒ですが。
1、2、3、4弦の音は凄くいいです。5、6弦がすこし輪郭が不明瞭に思えるときがあります。 弾き込んでみます。