さてさて、
こんなギターが入荷してきている。
で、このギター
セミソリッド
というより
ボディ内がほぼフルアコに近いほど彫ってある。
材はネック、バックがマホガ二
ボディトップはメイプル
ブリッジはT.O.M系
テイルピースはボディエンドから取りつける
所謂 アーチトップ用のテイルピースが付いていた形跡。
スケールは314のギブソンスケール。
材だけ見ればレスポール
でもそのデザインからも連想するが
ポールリードスミスあたりを意識したのか?
イヤ、
変態のワタクシには
エコーやハグストローム、へフナーあたりの
どこかヨーロッパ系ビザールの香りがしてならない。
あっ、そんな変態の言うことは誰も聞たくもないですか。(笑)
とりあえず、
そのクオリティーから
どこかの工房がオーダーで製作したのだろう。
きっとオーダー費用も結構な金額だったはず。
しかし、
どのような経緯があったのはわからないが
ナニもパーツが付いていない。
弾いた形跡もあまり無く
オーダー主が何かが気に食わなく
パーツを剥がし放置したモノと推測する。
一体ナニが気に食わなかったのか?
組んでみたら音が想像と違っていた。
たぶんそんなところだろう。
だってかなり実験的な作りですもの。
さぁ~て、このギター
どうしましょうかね。
個人的に弾いてみたくなって仕入れちゃったので
とりあえず組んでみよう。
肝心のピックアップはどうしようかな?
個人的にはP-90あたりを入れてみたいのだけれど
ザグリの変更はしたくないし・・・
たしか部品箱にギブソンのPUがあったような気がするので
アレをタップ出して載せてみようかな。
ただ問題は・・・
それを何時やるのかということだけ。(笑)
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ミカエルの叫びか・・・メフィストの唸りか・・・
た・の・し・み・
どんな音するのか物凄く楽しみなんだけど
やっぱ時間がねぇ~
他にも組まなきゃいけないギター何本あるんだろう・・・
嗚呼・・・
ビミョーに非対称?
なんか良さげじゃあありませんか。
変態なわたくしとしては出来上がりをみてみたいですねえ。
私も先日テレのシンラインを手に入れました。
ブランドはあのGansonです。ギャンソン!漢字で書くと岩村です。(おおむね綺麗なのですがマイク含めて電装系全滅、、、)
なんとこのテレはボディの厚さの半分のところで表裏が張り合わされているのですが、そこに一層区切りの板が入っているのです。要するに部屋が二層に別れてる。本物を知らないのですが、たぶんこんなことはないですよね?
定価55000なのにネックは集成3ピース、ヘッドはなんと5ピースという、、、どうしたカスガさんってかんじのビザールです。さあ、いつ出来上がるやら、、、。
ピックガードの裏とかに銅箔とか貼るべきなのでしょうか?もちろん導電塗料とか塗られてません。
作り替えたのですが、元のピックガードはボリューム付近に銀箔が貼ってある程度なのですがこれは何のためなのでしょう?エレキはさっぱりわかりません。
えーと、
ボディ内はですねあまり良く見えないのですが
指を突っ込んで確認しますと
くびれ下は完全空洞
ただし ブリッジ下あたりに
バイオリン属のように魂柱があり
そして削りだしたトップ部分(裏側?)には”力木”のように
削り残して仕上げた部分が何本かあります。
くびれから上は
フロントPU付近のみネックの仕込みの関係も含めて
四角く残してありますが
ボディの角部分内は空洞化されているようです。
はてさてどんな音になりますやら。
さてさて、
ギャンソンですかカスガの。(笑)
ワタクシも何本か扱ったことがあります。
ストラトかレスポタイプが多かった記憶があります。
シンラインタイプ珍しいですね。
一層ナニか挟んであるっていうのは・・・
どういうことでしょう?
それでトップ部分とバック部分が分かれてしまってるってことでしょうか?
いずれにせよ
3ピース(5ピース)ネックといい
それが完全無欠なビザール感を醸し出していますね。(笑)
さて、
銅箔もしくはアルミ箔のテープ = シールド
ですので
ノイズが酷いなどの理由があるなら
張るとすればキャビティ内すべてに施すことになります。
でも、
そんなにノイズが気にならないなら
サーキット上で通常のようにアースをだして
ジャックへ落としていけば大丈夫だと思いますよ。
兎に角 組んでみないとですね。
あぁぁ~ワタクシも早く組まなくては。
考えたことがあるんですよ~。
で、かえってトップを殺すかもという結論に、、。
ポッドとか周辺の配線がアンテナになってるって解釈でいいのでしょうか?それならアルミ箔で包んであげればいいのかな?
そうですねぇ~
トップの振動を殺す・・・
確かに材、そしてその薄さによるでしょうね。
でも今回ウチに来たようなエレキ的構造では
トップの振動というより
どちらかといえばボディ内の反響がどうなるのか
というところですかね。
それによってピックアップの選定が必要となってきます。
まぁ、どんなPU入れてもダメなものはダメという
そんなギターというのは
この手の実験的ギターには付いてまわるのですが・・・
さて、
「ポッドとか周辺の配線がアンテナになってるって解釈」
ちょっと違います。
確かに 電波を受けるというのは絶対にないとは言い切れませんが
エレキのこの程度の回路で(増幅回路がある場合は含まず)
きちっと作ってあるモノでは受けずらいと思います。
一番受けるとしたら
それはPUです。
あまりにビザールなPU(特にシングル)ですとノイズは物凄く拾うことになります。
ポールピースが裏から見えるタイプなら
それをアースに落とす。
コイルに銅箔テープを巻きやはりアースへ落とす。
この二点でかなり改善できます。
ただし ワタクシのような凡人の耳しかないものには?ですが
この方法で高域が減少するという方もいらっしゃるようです。
いずれにせよ
アースがキチンと落ちているか?
そこをチェックしたほうがいいと思います。
意外とビザールな作りの場合
ブリッジアースが
そもそもとって無かったりするものもありますよ。(笑)
Hiram Bullockモデルが、こんなヘッドしてたなぁ。
コルトのハイラムモデル。
そうですねちょっと細身のヘッドスタイルは似ているかもしれませんね。
ただコルトのハイラムもでるのボディは
どうもミュージックマンな気がしないでも・・・(笑)
それより昔 キッズギターでハイラムモデルが出ていて
御茶ノ水か渋谷かで見たときには
その完成度にビックリした記憶があります。
レリックなんて言葉が流行る前の話でした。
今はなき キッズギターですが
アレくらいギター少年の心を大事にした工房が
今後出てくると面白いのですが・・・
まぁ、誰も採算が合わないからやらないでしょうねぇ~(笑)