とある骨董店主の、、

過去の独り言

手前味噌。

2012-01-27 20:01:43 | 独り言

さて、

前回の記事での問題

あの画像二枚からできるのは


「味噌」


でございました。

わかる方は居るまい。と

高をくくっておりましたら

コメント欄より

”なおなお”さまが大正解!!

あのたった二枚の画像からわかるなんて凄いです。

御見それいたしました。





さてさて、

それではその味噌作りをご紹介。



まずは

大豆を煮ることからはじめます。

コトコトと弱火で煮ていきます。





実家では45cmくらいの大なべ5個分を煮ます。

母親が2日ほど前から

親戚にまで頼んであらかたは煮込んでありました。

で、

指で潰れるくらい煮込んだら

ザルにあけて






今はこんな↓マシーンを使って潰していきます。

昔は臼で突いて潰していたと聞いてます。






小僧に手伝わせて潰して

その潰した大豆に

次はこの麹(塩入り)と先ほど取っておいた煮汁を混ぜ込んでいきます。











で、

上手く混ざったら

泥団子を作るように

丸めて・・・・










小僧、お前は下手だなぁ~(笑)




んでもって

丸めたモノを

樽めがけて・・・・


エイヤっ!とぶち込む。




(因みに樽は良く洗ってから焼酎(度数の高いもの)を
キッチンペーパーなどに染ませてよく拭いて消毒すること。
雑菌は大敵ですからね。)



コレで空気が抜けて樽に入っていく寸法です。

で、

平にならして樽の縁についた味噌たねを綺麗に拭き取り

また焼酎で拭いて消毒。



サランラップをしいて

焼酎を染ませたキッチンペーパーを敷き詰め

中蓋置いて

その上に重石。

最後に樽の口をもう一度焼酎で消毒して

ビニールをかけて紐で縛れば

味噌の仕込みは完了。




夏の終わりから秋口くらいに天地返しをして

秋本番の11月頃には味噌が出来上がっているはずです。




手前味噌はね

本当に美味いですよ。



皆様もチャレンジしてみてはいかがですか?

今が味噌作りに一番良い季節ですよ。






おまけ


大豆を煮込みながら窓の外を見ると






雪が降りしきってます。



味噌作りの後は

庭で雪とじゃれる小僧を眺めておりました。






はしゃぎ過ぎだって小僧。(笑)







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さてさて、

明日は埼玉は浦和で開かれます

浦和宿ふるさと市へ出店いたします。



それでは皆様また明日。





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2 コメント

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素朴な疑問なのですが・・・ (詩郎)
2012-01-27 22:45:49

・・・忙しい時期に何故に御実家に大豆を取りにいき
味噌作り等をされたのでしょうか?


昨今の”震災”や原発事故に於ける「懸念」のせいでしょうか?


まぁ『小僧』への”教導”だとすれば面白いんですがね。
(エッと、あれってパスタマシーンじゃね???)


ってか『小僧』は画像じゃぁ、雪に埋もれてんじゃん!
東京じゃぁ、ありえん積雪でしょ?!


あと、”御宅”ってかなりの【 旧 家 】 なの?
画像観る限りでは結構な「造り構え」じゃん!!!



ウン、新しく自身のブログのネタ思いついた!
来年には『お雑煮』をネタにしてみよう!!!



現在、当地は旧正月五日目(初五の日)
対空砲火の様な花火が飛び交っています!!!
返信する
対空砲火なら灯火管制しろ!殺られるぞ!(笑) (キタロウ)
2012-01-29 20:00:11
いらっしゃいませ。詩郎さま

う~む、
放射能云々は関係無く
親父が去年二度目の脳梗塞でぶっ倒れ

「今年は実家の味噌作りができない。」

そんなことがあり
強行軍で福井入りいたしました。
まぁ、
ワタクシは一年に一度夏にしか実家に戻らない
親不孝者ですので
この季節に帰るのも良いかと。
しかも
小僧もタイミング良く
降った雪に狂喜してましたし。

あっ!
実家は旧家じゃなく
ただの戦前作りの古家ですよ。

兎にも角にも
2月の一時帰国お待ち申し上げます。


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