千春の言葉とプロ野球

千春さんが言っていた
困った時には、みんな出来ることを必死にやればいい

金のある奴は金を、力のある奴は力を、何もない奴は元気を
そういっていた

僕らは特に何も出来ない奴らの集まりだ
さまざまだけどね・・・
夢もってしくじった奴、他に貰いてがなくたどりついた奴
全てがそうじゃないけどね

でも自分はそんな感じ

それでも、こういう仕事やってるから人よりは笑ってられる
だから、自分は何もないから元気出して笑う

何も気にしないで、前向いてね

久しぶりに思い出した言葉でそう思った・・・でも

プロ野球の話は別！！
ナベツネさんが言ってることは解るよ

「プレーで勇気と元気を与える」

その通りだと思うよ
プロである以上はそれが大切なんだと思うよ

たださ・・・
ことと場合によるんじゃないのかな？

２５日にこだわって開幕して誰が見るの？
テレビも見られないのに、球場にもいけないのにどうやって？
誰に元気を与えるの？

正直言ってそれはいいよ
それは考え方、とらえ方によって変わってくると思うし

でもさぁ・・・
関東は電気が足りなくて困ってるんでしょ？
みんな、節電して我慢してるんでしょ？

って言うか・・・試合中に停電したらどうするの？

色々あるかもしれないけれど
パリーグは延期してるんだよ？セリーグだけ開幕する理由は見えないよ！

全日本プロレスを擁護するわけじゃないけれど
プロ野球に関しては３日連続なわけで・・・
しかもドームは相当電気使うよ？

プロとしてとかじゃなくてさぁ
結果的には、迷惑になるかもしれないんだけれどね

どっちにしても、この何日間と先が見えないことで
選手達の調整が心配だよ
せっかく矢ってみたはいいけれど・・・
なんて試合にあることも充分に考えられるし

その時にナベツネさんはなんていうのかなぁ？
ごめんなさいじゃぁ、みんな許してくれないと思うけれどな
ことがことだけに

ドウなんだろう？

みんな大変だ・・・
オイラも大変だし、札幌で働いてる人たちも大変だ

もちろん、もっと大変な人たちがいる

テレビを見ていると辛くなる
色々考える

でもそれじゃダメじゃないのだろうか？

笑うためにがんばってる人たちがいて
それみて笑わなくなる人がいて・・・

じゃぁ、だれが最初に笑うの？

必死に笑おうとしていても、周りが沈んでたら笑えないんじゃない？

みんなでがんばって
笑える空間作っておいて
み～んなで笑おう

ネオンの消えた薄野に思った
それが薄野の存在価値なんじゃないかって

節電とはまた違った話でね

まず、薄野がんばります！！

報告あり

福島の先輩の無事がわかった
本当によかった・・・

でも

実家はなくなってしまったらしい

本当にすごい
そして、原発問題がつづく・・・

だけど、生きている事が全て
生きててくれてありがとう

災害の中で

本当に、今までにない規模の震災
テレビは４日間ずっと震災の報道が続いています

金曜・土曜と営業しましたが
営業中も色々と考えてしまう・・・

今まで震災は多くあったけれど
今回は、ほぼ日本全体がその中にいるといってもいいと思う

その地域にいる人たちはもちろんだけれど
それ以外の人たちも、ほとんどの人たちが心配を抱えている
当たり前だけど、なかなか明るく笑える人も少ない

だからこそ、しっかりやらなきゃと
正直、向こうにいる人には何も出来ないけれど
こっちにいる人だけでも、不安や心配を一度おいておいて
気持ちが落ち着くように・・・

福島に先輩がいます
学校時代の先輩で、札幌の僕の暮らしの中で言ったら
とてつもなく大きく、とっても大好きな男です

まだ連絡をとっていません

何日かたって、あれだけ連絡がしたくて仕方なかったのに
連絡するのが恐ろしくなっています

もしかしたら・・・
まさか・・・

いろいろ頭をよぎって仕方がないです

でも、みんなそうです。
そうじゃない人はいないに近いと思ういます

だからこそがんばって仕事したいと思います
今日も笑ってがんばります

藤本真人

地震がつづく・・・

今までで本当に最大の被害
ここまで日本が全体的にダメージを受けるのは初めてだと思う

テレビなんか、昨日の地震発生からノンストップだし

以前、田舎で大きな地震を２度やっている

その頃はまだ学生だったから
本当の意味で、自分に対するダメージや
皆に対するダメージがわかってなかった

今は、それなりに大人になって
北海道なら、浦河・釧路
本州なら、福島とか・・・

各地に子供の頃と比べ、知人が多くいたりする

ガキの頃はこういうことがあれば
かわいそう

リアルじゃないから、想像の世界だよね
でも今は、知人がいることや土地を知っていることで
本当に現実的で・・・

実際にまだ連絡の取れていない仲間もいて

正直言うと、僕ら飲食も大ダメージで
こんななかで、薄野で酒でも飲むかなんてそうないから・・・
でも、そういうことじゃないって・・・

今まで震災と呼ばれることは多くあったけれど
きっと、初めてリアルになってるんだと思う

本当に心配

それでも自分はこういう仕事で
こんな状況なのに、人に酒飲ませる仕事だけど

心配でしょうがない気持ちが少しでも前向きに
明日からまたがんばってもらえるように

なんにもないし、金もないし、力もないけど

そうやって今日もがんばります

みんながんばれ　藤本