------------------H19.2.24ブログ書き込みより
2月1日(木)、ご当地グルメのメニュー化に向けた推進協議会が発足し初の会合が行なわれました。
この会合でメニューの正式名は「オホーツク北見塩やきそば」に決定。
協議会のメンバーは11人、市内の飲食業、研究機関が参加。会長には全日本司厨士協会北見支部長の梶井敏幸さんが選出されました。
今後協議会では、メニュー化に向けた定義・ルール作りやプロモーションのついての検討。さらに麺や塩だれの開発を行なっていきます。
------------------
というのは、2007年(平成19年)の2月1日のこと。
オホーツク北見塩やきそば推進協議会が発足して昨日で2年たちました。
話はさかのぼり、
平成18年の10月、当時私(拔山)はエゾシカの有効活用を専門に研究していました。札幌でエゾシカ関連の催しがあり、その夜の懇親会でヒロ中田編集長が隣の席に座っていました。お会いするのは2回目ぐらい。緊張しながらの会話のなか覚えていたのは、
編集長「今度北見で講演するから、聞きにおいで」・・・これだけ。
いつ、どこで何の講演かも聞かされてなかったため、あちこち調べた末に分かったのが、「新北見市の食を考える懇談会」。市長ほか北見の食に関係するそうそうたる顔ぶれが集まるらしく、どうやら私なんかが出られるような会議ではなさそうです。それでも席を空けてくださったということなので、行くことに。
運命の出会いといいましょうか。このやり取りがなかったら、おそらく私がオホーツク北見塩やきそばに関わるチャンスはなかったと思っています。
11月18日に行なわれたその会議で、講師であるヒロ中田編集長は、じゃらんが行なった道内観光地の観光満足度調査の結果を披露しました。
「道内の観光地を100のエリアに分けたうち、北見の観光満足度は何番目であったか・・・」。
北見市長「希望をこめて50位くらい・・・」
拔山「80位くらいですか・・・」
編集長「答えは100位!」
一同、心の中で「そう来るような気はしたけど、こうもハッキリいわれるとかなりショック・・・」
「交流人口を増やすことは地域活性化の鍵になる」。編集長は「食」を通じた観光コンテンツを地元の人たちの力で作り上げることを提案。
それが新・ご当地グルメ「北見塩やきそば」でした。
編集長「北見は合併してオホーツク海と繋がりました。ホタテとタマネギを使って塩味のやきそばを作るんです!」
でも、北見でやきそばといえば、たいていの人は「あんかけ」か「ソース」、
「塩味」のやきそばって・・・。ちょっとぴんと来ない。
参加した皆さんの意見はこうでした。でも、それで終わっては何にもなりませんから、
観光課長「かじいさんどうですか」
梶井料理長「塩をふりかけただけで、美味しく作るのは難しいですね、色々な調味料を組み合わせないと。」
課長「ぬきやまさんは」
拔山「塩だれがあれば、つくりやすいのでは・・・。」
なんとなくそれで話がまとまり、懇談会は終了。
それから2ヵ月半たった2月1日に推進協議会が発足しました。
オホーツク北見塩やきそば誕生まで84日、梶井会長の指揮の下、11名の委員で始まったプロジェクトは北見の料理人を次々と巻き込みながら進んでいきました。
これが二年前の私たち。
発足当時「100位」であった観光満足度は1年後「99位」に、
そして2年後の調査では「91位」になっていました。
北見を訪れる方たちの満足度が少しずつあがっています。
参考
http://blog.goo.ne.jp/kitami-shioyakisoba/e/ae64a55d5689757e7a7e3892e4ba568b
http://blog.goo.ne.jp/kitami-shioyakisoba/e/711e48de97877bbae56423fdfca6db00
http://blog.goo.ne.jp/kitami-shioyakisoba/e/634983a2d2de71a3999f5187b0223cb0