オホーツク北見塩やきそば

北見市の豊富な食材を活用し、地元住民や観光客にも広く受け入れられる「オホーツク北見塩やきそば」を研究、開発しています。

第39回 北見冬まつり

2009年02月15日 23時21分30秒 | プロモーション企画


JR北見駅南の多目的広場で開催されていた「第39回 北見冬まつり」が二日間の日程を終了しました。

アメダスによれば14日の最高気温は3.7℃(14時)、15日は3.5℃(13時)と2日間とも3月下旬並みの暖かさで、広場中央の大すべり台も初日の15時で事故防止のため利用中止になってしまいました。

また北見や札幌、旭川などの調理師が作った氷彫刻数体も事故防止のため倒されるなど、少し残念な場面もありましたが、好天に恵まれたことで大勢の来場でにぎわっていました。

私も初日は子供を連れて行きましたが、大すべり台は足元が滑って上にのぼるのも一苦労。
氷で作られていて表面が濡れていましたが子供達は楽しそうでした。

 

今年のオホーツク北見塩やきそばは笑安記バージョン。2日間で170食出たそうです。
また会場内では焼肉亭バージョンも出されておりました。

 

笑安記のエゾシカ肉饅頭です。知床エゾシカファームの衛生的に処理されたエゾシカ肉を使い、中具はシュウマイのようなすり身状。まったくクセがなく香味野菜の風味が効いていてとても美味しかったです。こちらは2日間で600個も出たそうです。

 

2日目の15日(日)に芸文ホール多目的室でおこなわれた、北見の環境を学ぶ「エコスクール」。
講師は地産池消の会会長の中神銑三郎さん。地産池消への取り組みから「食と環境について」学ぶというテーマでした。
中神会長は(株)中神土木設計事務所の代表取締役社長であり、また平成16年から3年間、北見商工会議所の会頭を務められた経歴を持ち、北見商工業のリーダーであった方です。

戦後の食糧難の時代に、本州から北海道へ家族と移り住んでから今日までの、食にまつわるさまざまなエピソードとともに、ご自身の地産地消への想いについて約一時間の講演でした。

平成15年に「地産地消の会」を立ち上げ、毎年秋に開催されるイベント「地産地消の夕べ」を通じて地元の産物を使ったコロッケやモツ鍋、ソバ、ソーセージなど、地域の企業や農協、生産者と共に広めています。

「地元でとれるおいしいものを、みんなにおなかいっぱい食べてもらいたい」と熱く語るお姿には、食の楽しさや尊さを多くの市民に広めたいという想いが感じられました。

 

講演の最後に地元の小麦「春よ恋」をつかったパンがふるまわれました。農家の方がこの日のために作ってくれたものだそうです。参加者からは「地元のものがいろいろ買えるお店が北見にほしい」という意見がでていました。