くまちゃん。の冷吟閑酔ドールなblog

人形に嵌った人形者の怪しい毎日

大徳川展に行って来ました

2007年11月15日 | ミュージアム・アート
どもっ!

東京国立博物館で開催されている「大徳川展」に行って来ました。
先の日記にも書きましたが、平日なのに結構混んでました。
入場制限で30分待ちでしたが、秋晴れで待っている間は意外と気持ちよかったです。
20分ぐらいで入れましたけど、館内は人が多い。
11月10日には、入場者が20万人達成したようだ。
260年間続いた江戸時代のお宝がザクザクと展示、史上初の公開の物もアリ期待してましたけど見て損なしでしたよ。
3つのテーマに分かれていてまずは「将軍の威光」家康所有だった武器武具類から。
入っていきなり伝徳川家康所用「金扇馬印」がデカデカと展示。
馬印とは戦国武将が本営の位置や武威などを表す旗のような目印です。
家康のは巨大な金扇の形で初めて見たよ。
その後は馬具や甲冑と続くが、人気の所は太刀などの刀のコーナー。
国宝や重文の刀が並んでいるのは圧巻です。
陣羽織は英語解説でbattle jacketでいいのか?

その次は「格式の美」
茶器や能面・絵画・書跡など、江戸文化の豪華で洗練された美術品が並んでます。

最後は「姫君のみやび」
姫君の婚礼調度品や衣装は豪華絢爛の極みで「竹葵牡丹紋散蒔絵女乗物」がまず目を引きますね。
要するに時代劇に出てくるお姫様の乗る駕籠ですが豪華過ぎ、乗り心地は悪そうですけどね。
「千代姫婚礼調度品」はほとんどが国宝だよすごいねぇ。

水戸光圀公の印籠も見た。
水戸黄門で格さんが「ここにおわす方をどなたと心得る・・・と言いながら出すアレです。
番組では始まってから45分前後頃に出てきます(^^;
テレビで見るより本物はシンプルでスリムな印籠です。
実際は儀式等で使う物なので普段持ち歩くことは無いようです。

なんだかんだでじっくり見たら3時間以上掛かりました。
途中展示の入れ替えもありますが、300点近い出品は見応えがありますよ。
これだけの徳川の至宝が徳川に縁がある上野の山に集まるのはもう無いかも。
見ておいた方がいいかもです。
開催は12月2日まで


 大徳川展公式HP
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