くまちゃん。の冷吟閑酔ドールなblog

人形に嵌った人形者の怪しい毎日

日本考古学は品川から始まった?

2007年11月24日 | ミュージアム・アート
どもっ!

品川歴史館で開催されている特別展「日本考古学は品川から始まった -大森貝塚と東京の貝塚-」に行って来ました。
25日までなので駆け込みでしたよ。
今年はアメリカ人の動物学者モース博士が横浜から新橋へ向かう列車の窓から貝殻が堆積しているのを発見し、大森貝塚を発掘してから130周年目にあたり、それを記念しての特別展です。

当時の貴重な発掘資料が豊富に展示。
近隣の関連する資料もありました。
品川歴史館はそれほど広くないので30分もあれば十分に楽しめました。


最近は三内丸山遺跡が有名ですが、昔は大森貝塚は必ず教科書には出ていました。
でもこの大森貝塚はその昔は何処にあったかはっきりせず、昭和の始めに品川区側と大田区側の2ヶ所に記念碑が建てられています。
どっちがご当地か揉めたのでしょうか?
後に場所を特定する資料が出てきたので、位置的には現在大森貝塚遺跡公園になっている品川区側(住所は品川区大井)であるとなった。
大森貝塚は大森に無いという事になってしまうけど、最寄り駅は大森駅だし大昔の場所を今の行政区で区分けしてしまうのは無理があるとは思うけどね。
まぁ、どっちにあるにしろ貴重な遺跡には変わりはありません。



品川区立品川歴史館



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