伊藤和男 ブログ

千葉県議会議員(香取市選挙区)伊藤和男です。

熱中症.死者続出

2007年08月19日 04時29分54秒 | Weblog
国内最高気温となる40.9度が岐阜県と埼玉県熊谷市で観測された。15日から16日にかけて、熱中症の為亡くなる人が相次いだ。熱中症は体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温の調節機能に異常をきたすことで起きる。先日までのように日差しが強く気温が一気に上がると、めまいや、吐き気、失神、筋肉の硬直、大量の発汗などの症状の進行を早めるため、特に注意が必要だ。先日迄 関東地方でも熱中症の死亡者が相次いだ。 環境省の熱中症予防サイトによると1968ー2004年までの37年間で約5000人に上っている。年次的にみても気温の高い年ほど多くの人が亡くなっているが、特に最高気温が38度以上の日が続いた年の死亡者が多い。 ただ、熱中症は予防できる。日常の生活で注意することは〓暑さを避ける、日中出歩かない、日陰を歩く。〓水分の補給、のどの渇く前に水分を取る。ビールなどは禁物。アルコールは尿の量を増やして、逆に体内の水分を排泄してしまう。〓運動は極力避ける。気温が28
度以上は熱中症に警戒が必要で、31度以上は厳重に警戒すべきだ。 熱中症が恐ろしいのは「少し気分が悪いだけ」などと思っているうちに、症状が進んでしまう。農作業やゴルフの途中で、めまいや吐き気、頭痛などの症状が出たら「これだけやって」と思わずに即座に作業やプレーを中止(特にスコアの悪いプレーヤー)?涼しい場所で体を冷やすことが大事だ。熱中症は何より素早い対応が症状を悪化させない条件である。

1 コメント

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超高齢者を熱中症から守ろう (鈴木正慶)
2007-08-20 11:45:17
実話であるが?関係者名を伏せる。
平成17年8月、○○病院の救急外来に救急車で搬送された患者(94歳)の取り扱いについて再現する。

『ご家族様こちらにお入いりください』と、個室に呼ばれ某医師前の椅子に座る。『脱水症状を起こしております』

『点滴をしますと、治りますが、ご本人は高齢者ですし、痛いだけです。国全体では医療費が膨大になっています』

『どうしても助けなければならない若者等が多く居ります。どうしましょうか?』

『点滴をしてください。助けてください』『それでは点滴をしますが、入院の必要はありません』

夕方3時に自宅に連れて帰りました。現在は96歳でグループホームで介護を受けています。

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