伊藤和男 ブログ

千葉県議会議員(香取市選挙区)伊藤和男です。

議員特権は仕分けなし!

2009年12月02日 02時16分33秒 | Weblog
【蓮舫センセイ.自分のサイフは】
行政刷新会議の「事業仕分け」劇場の主役として、サディスティックに予算を切りまくる蓮舫センセイ、頼もしい主役としてテレビ放映された。しかし、疑問に感じたのは、蓮舫センセイ自分達の巨大なムダは見過ごしているようだ。

【国会議員特権】
血税で賄う数々の「議員特権」は、仕分け作業の対象外。仕分け人蓮舫センセイも素知らぬ顔で今までどおり、お手盛り予算は継続させるようだ。 新聞報道によると、今年度の衆参両院の予算総額は1093億円になる。来年度の概算要求は、豪華に建て替えられる新議員会館完成に伴う予算が上積みされて、計1316億円に膨らんだ。大半は、庶民の常識からかけ離れた国会議員の既得権益に消えてしまうのだ。サラリーマンの給与とボーナスにあたる議員の「歳費」と「期末手当」は、年間約2200万円。さらに、月100万円の「文書通信交通滞在費」という『つかみガネ』まで支給される。非課税のうえ使徒報告の義務もない。領収書も提出の必要が一切なく、何に使われても闇の中だ。「JR路線が全国無料でグリーン車乗り放題の『JRパス』に加え、私鉄やバスの無料パスも支給される。JRパスの代わりに、選挙区まで月4往復分の無料航空券を受け取ることもできる。
さらに、衆参の委員長になれば、会期中は『1日6000円』などの手当が加算され、運転手付きのお車まで税金で用意されるのだ」(国会議員秘書)

【政党交付金】
95年から、国民の税金で<政治活動全般>助成する目的で、年間300億円強の「政党交付金」が支払われている。それ以外に、国会議員の所属会派に議員1人当たり月65万円も配られる「立法事務費」は温存されたままである。先の文書通信費も、合わせ税金の<二重取り>を続けているようだ。
格安の豪華議員宿舎、電話代無料の議員会館、秘書給与も3人までは税金持ち… 仕分け作業では、目を輝かせて小気味良く予算切りをした、蓮舫センセイも自分のサイフには切り込まない。「隗より始めよ」―。 事業仕分けは結構だが、まず身を切るべきは、仕分け人の政治家センセイたちでは…