前回迄に県立病院の赤字と県からの交付金(補助金)について記述した。ここでは、経営改善には適正な医師確保が前提であるので、黒字病院と赤字病院の医師充足状況が15年から18年に、どんな変化をしたかを確認する。がんセンターは(70→75)5人増、救急医療センター(40→36)4人減、精神科医療センター(11→13)2人増、こども病院(56→65)9人増で、黒字病院は医師を12人増員している。赤字病院は、循環器センター(51→50)1人減、東金病院(24→12)12人減、佐原病院(28→19)9人減で、赤字病院は医師でも22人減らされている。今年(19年度)の計画案でも、がんセンター(75→80)5人増で、佐原病院(19→18)1人減である。赤字病院とは天と地程の格差が拡大する。交付金(補助金)の算出は、適正なのだろか?その結果赤字だから当然だと、医師を減らされたのでは、地域救急医療と患者にパニックが発生す
る。決算書は、がんセンター、こども病院(高度先進医療と称する)を重点的に、東金病院、佐原病院などは、予算措置も医師数も減らした。これは困った患者は早目に死ね(医療費と介護費用の軽減になる)、その他の患者は周辺の病院を見つける。自分の命は自分で守れになってきた。時間をかけていれば医療圏が自然に変わる。地域医療で命があってこそ、高度先進医療が必要になるのではないか! 【身内の論理優先、多様性否定】県内では地域医療の後退で犠牲者が出ている。県当局の専門家は、県内の病院長と事務長の話を聞き、市町村担当職員に打ち合わせと称して方向を示唆して、事務レベルで県立病院の方向を決めたいようだ。数年前に国立病院を民間に丸投げした戦略を想起させる。次回に続く
る。決算書は、がんセンター、こども病院(高度先進医療と称する)を重点的に、東金病院、佐原病院などは、予算措置も医師数も減らした。これは困った患者は早目に死ね(医療費と介護費用の軽減になる)、その他の患者は周辺の病院を見つける。自分の命は自分で守れになってきた。時間をかけていれば医療圏が自然に変わる。地域医療で命があってこそ、高度先進医療が必要になるのではないか! 【身内の論理優先、多様性否定】県内では地域医療の後退で犠牲者が出ている。県当局の専門家は、県内の病院長と事務長の話を聞き、市町村担当職員に打ち合わせと称して方向を示唆して、事務レベルで県立病院の方向を決めたいようだ。数年前に国立病院を民間に丸投げした戦略を想起させる。次回に続く
知人は小生が仲人をした56歳(○○県職員・病院勤務)の男性である。
『私の母(81歳)が脳梗塞で倒れ、119番・救急車の出動を要請し、その間に7箇所の病院に診察を依頼したが、全部断られた。』
『それは、何故だ?』『専門の先生が居ないとか、ベットが空いていない』『待つこと1時間30分、仕方なく自分の病院に頼み込み搬送し仮入院させてもらった。』
地域医療の現状を、生々しく聞かされたが、その当局は、末端の現状をどの様に認識しているのでしょうか?
関係者名を伏せておりますが、県民一人一人が現在の末端医療にもっと関心を持って、関係省庁に働きかけをしましょう。
親切丁寧な診療ができる病院は経営も上手く行くのではないのでしょうか?それと内視鏡の技術認定医の資格などを積極的にとれるようにして欲しいです。マナーの悪いK医師がいる限り、赤字は減りません。県立佐原病院、民間で買い取ってもらって下さい。