コンビニでのこと

　いまどきの人間ではない私は、コンビニというところにはほとんど用事がありません。お弁当を買う必要はないし、飲み物を買う必要もありません。煙草を買わなくなって7年ほどでしょうか。スポーツ新聞を読みたいと思うでなく、雑誌を読みたいという欲求もありません。かくして、年に何べん行くかな？という日々でした。
　最近は、珈琲を買うためにコンビニに寄る回数が少し増えました。缶コーヒーより安くてうまい。それでも月2回くらいでしょうか。
　この間の日曜日、ファミリーマートに寄りました、昼ごはんのおにぎりを買うために。おにぎりのコーナーに行くと、セールの期間で100円だという。おにぎりを3つと野菜ジュースを一つ。これも100円と書かれていました。えーと、400円と税金だなと計算してレジへ。
　レジのアルバイト君、品物をスキャンして、「630円です」という。「えっ」と驚いたら、彼はレジを操作して、「失礼しました。930円です」「えっ」彼はやっとここで気づいて、彼は煙草を一つとりスキャン。さらに商品棚まで一往復、缶コーヒーを持ってきてスキャン。つまり、取り消し操作にはその商品のバーコードが必要なのでしょう。結局、代金は400円ちょうどでした。
　コンビニは税込表示であることを知らなかったことは私の不慣れ。操作間違いはともかく、アルバイトくんはこの4点で600円以上になるのが変だと気づかなかったこと。完全にレジ任せなんですね。レジに任せて自分の感覚で考えることを放棄している。便利なものは不便です。