喫茶文化館

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中国茶藝にチャレンジ☆ in台湾

2006-01-06 18:21:22 | 雑談さろん
中国茶のその奥深さ。素晴らしいです。
数年前その奥深さをもっと知ろうと台北にある茶藝講座を少し学びました。
私が学んだ講座は二つです。
当時中国語は「ニイハオ」と「謝謝」位しか知らなかった為、講座の内容を知らないまま講座を受ける事になりました。言葉がわからなくても味覚でわかればいいかなと思い参加した訳です。
が、しかし初回講座はなんと講義のみ。2時間中国語オンパレードの授業で何一つわからないまま講座がおわってしまう羽目になってしまいました。かなり苦痛な二時間。毎回講座だったらどうしようと思いつつ、毎回茶藝教室が用意してくれるお茶にすっかり魅了され何とか参加し続ける事ができました。何回か講義が進むと今度は講義ではなく作法にかわりました。こちらなら言葉が不自由でもまだついていくことができます。実技は非常に楽しかった。何をするかと言うとお茶を入れるお点前をやるんです。講義が終了すると筆記&実技の試験があります。筆記試験は漢字を丸覚えする気合で挑みましたがさすがに不合格。実技のみの合格となり修了書は頂けませんでした。
続く中級?(お茶の識別講座?)コース。こちらは色々なお茶が出てきて、茶葉によって抽出する時間や温度を変え、一番美味しく頂けるようにしるなどの識別講座でした。こちらは大変白熱しました。中国茶は日本茶よりも何煎も頂けるのでこれも感動でした。「お茶って熱々が好き」なんて過去の私は思っていましたが明らかに誤りでした。茶葉によって温度はかえるべきなんです。素人にもその味の違いが明確にわかるほど味に差がでるのですから。。。一般には発酵度合いが低い茶葉ほど温度が低めでいれるのがよいですね。茶葉ってこんなにデリケートだったのか~と関心しました。
またこのコースで学ぶうちに微妙な中国語も覚えました。例えば「甘い」「濃い」は当たり前ですが「渋い」とか「まあまあいいですね」など。ちなみに一応お茶教室にいっていない時間帯には大学で中国語を学んでいたので、学ぶ→実践→学ぶ→実践で非常に効率はよかったように思います。台湾の大学で学ぶ場合、何かと証明書が必要な場合がありますので確認して下さい。私の通った大学では確か大学の在学証明もしくは卒業証明(中文もしくは英文)、推薦状(中文もしくは英文)、金融機関の預金証明などです。
さて、こうして学んではいたものの結局試験には合格するに至りませんでした。残念。(台湾の方もかなり落第していましたねー。)今では日本語の通訳がついた講座も開かれているらしく日本人でも興味をもつ方が増えたんだなあと感じました。
また機会があれば是非チャレンジしたいと思います。