喫茶文化館

日本全国、世界各地のカフェ、喫茶巡りをしています。
カフェ好きさんにおすすめの国
台湾・イラン・フィンランド

シンガポール ウビン島の喫茶事情

2007-09-13 10:32:21 | 喫茶店エリア情報
真偽のほどは定かでないですが、シンガポールで唯一開発途上の島と言われてるウビン島に行きました。ウビン島へはタンピネスからバスで20分くらいの港から出航している小船に乗って行きます。船は頻発していますが10人集まらないと出航しません。
ウビン島は現在数十人しか住んでいない島で島内をぐるっと散策できます。港に着くとインフォメーションがありここで地図を手に入れて下さい。さて少し歩くとレンタサイクル屋さんが数店舗あります。2ドルと書かれているくせに、大人用の自転車はぼろぼろでも3ドルから。このあたりはさすがシンガポールという感じ。

自転車を手に入れたらいざ出発。所々道しるべもあるし、熱帯の木々が揺れる中たまにバナナやパパイヤが実っていたりとサイクリングにはいいですね。
途中でカフェがあったらいいな~、最後に海をみながらカフェでお茶でもできればいいな~などと考えながら道を進んでいくと「コールドドリンク」と看板が書かれたあばら家が。。。これはカフェとは言えないなー。今まで「あずまやカフェ」や「ほったて小屋カフェ」も喜んで入っていたのですが、何か入る気がしない。

ままいっか、次があるさ。でもあるのはこういった営業しているだかしてないだか不明の「あばら家カフェ」ばかり。
私のサイクリングルートが悪かったのかはよくわかりませんが、ウビン島でのカフェは基本的に「あばら家カフェ」のようです。

韓国の自動販売機

2007-07-21 21:16:18 | 喫茶店エリア情報
先週台風4号がやってきた時は韓国でもその影響がありました。天気予報でも半島南部では警戒する報道もされていたのです。
ソウルでもその影響か風が強く肌寒い感じ。
電車を待つ間お世話になったのが自販機のコーヒー。
お店で頂くと結構お高いコーヒーも自販機はリーズナブルで3000ウォン~4000ウォンでした。

イエメン サナアの喫茶事情

2006-03-11 11:25:21 | 喫茶店エリア情報
アラビア半島南部の国イエメン。イエメンと言えば有名なのはコーヒーのモカとシバの女王ですね。それ以外はあまり知られていないかもしれません。
しかし実際はイエメンは海のシルクロードの要所として古くから栄えてきましたし、イエメン人は心温かく、誇り高い人々です。
首都サナアは世界最古の摩天楼都市としても有名で、独特のイエメン建築が素晴らしい。街全体が博物館のような所です。
さてそんなイエメンですが、敬虔なムスリムも多く保守的なので、外に開かれた喫茶店は数少ないです。ぱっと見た感じ首都サナアでも何店かの喫茶兼フルーツジュース屋さんとホテルのラウンジが見受けられるのみです。しかし、旧市街に行くと、このイエメン建築のホテルの最上階にテラスを設けて喫茶店にしていたり、カート(咬みタバコのような嗜好品)ルームをカフェとして開放してくれる所もあります。
これらは大抵奥まっていて気がつきにくいですが、地元の方に聞いたりホテルの方に聞いて出かけてみて下さい。
夕暮れ時のテラスでお茶を飲みながら「世界最古の摩天楼都市」を堪能できるはずです。
*写真はサナアの旧市街です。

喫茶天国 イランのチャイハネ巡り☆

2005-12-23 21:49:13 | 喫茶店エリア情報
中東の大国イラン。日本人にはあまり馴染みのない国の一つかも知れませんが旅行者天国として名高い国です。その一つに世界的な遺産に恵まれている事、物価が安く人が親切な事があげられます。
イランには中東の中で代表的な遺跡として有名なペルセポリスがあります。(他にヨルダンのぺトラ、シリアのパルミラをあわせて中東の3Pと言います)その他にもその昔「イスファハンは世界の半分」とうたわれた古都イスファハンなどなど見所もいっぱい。そしてそして喫茶店もいっぱいです!
中東は以前にご紹介したようにムスリム(イスラム教徒)が多く原則的に禁酒している所も少なくありません。そこで喫茶店が社交場が居酒屋兼サロンなどのかわりになっているのですが、でもイランは大変趣きのある喫茶店が数多く存在します。
イランでは喫茶店の事をチャイハネとよび熱く甘いお茶を頂きます。遺跡の真ん中や観光地を見下ろせる絶景ポイントにもチャイハネがあり観光客のみならず市民の方の憩いの場になっています。
イランのお茶は濃いめの紅茶にお砂糖をいっぱいいれます。この甘いお茶がくせになってしまうんですよね。またお茶にあう茶菓子をおいてあるお店もあります。

中東の喫茶事情

2005-11-23 17:40:53 | 喫茶店エリア情報
「中東」は日本人にとって馴染みの少ない地域です。しかし過去においては高度な文明を持ち、現在においては世界経済を揺るがす石油を産出する地域でもあります。過去に誇ったオリエント等々の文明は今なおその栄華を伝えるべくたくさんの遺産がこの地域に息づいています。
さて、「中東とはどこか」と言う概念はなかなか曖昧なようです。中東は、西欧諸国が植民地政策の一環でインド以西の地域こう呼び始めたそうです。それからヨーロッパからみて近い東の地域として地中海沿岸諸国やバルカン半島は「近東」という呼び方もあったようです。その後中東と近東との定義があいまって「中近東」と呼ばれるようにもなり、現代では「中東」はアフガニスタンを除く西アジアとアフリカ北東部の地域を指すようになりました。しかしこれはあくまで西欧諸国の捉え方であり、日本ではどうももう少し広義な地域を指しているのではないか、と私は思います。
イスラムについてはあまりご存知ない方が多いと思うのですが、イスラムの教えに禁酒を説いている事を知っている方は多いのでは?つまり基本的には居酒屋さんはありません。日本のサラリーマンの方が帰りがけに一杯ひっかけていきますが、中東にはそういう所は表立ってはないのです。そのかわりと言っては少し語弊があるかも知れませんが喫茶店があります。中東の喫茶店は飲み物と水タバコ(中東のタバコ)とバックギャモン(中東版チェスと碁のかわりのようなもの)がおいてある所が多いです。勿論いわゆるカフェが存在する国もありますし、外資系のホテルでは日本や欧米諸国と変わりない喫茶風景もありますが、中東に行くからにはやはり中東らしい喫茶店に足を運びたいもんです。
また戒律の厳しい国では女人禁制のお店や男女別室になっている所もあります。それはなぜか、など次々に疑問がわいてくるものです。日本とは違った文化や歴史があり、この地域に出かける際は中東の歴史や文化を学んでから訪れるとより一層素敵な出会いがある事でしょう。

大阪梅田の喫茶事情

2005-11-07 18:47:30 | 喫茶店エリア情報
大阪の街は大きくわけて「キタ」と「ミナミ」というエリアがあります。「ミナミ」は有名どころで言えば阪神が優勝すると飛び込む道頓堀川やグリコの看板などがある難波~心斎橋エリア近辺。「キタ」は梅田近辺と言った所でしょうか、、、。
梅田は百貨店やオフィスも多く勿論飲食店も多いですが、私が落ち着けるような喫茶店になかなかお目にかかれないエリアでもあります。これは私の主観であっていいお店もたくさんあるとは思うのですが、便利な所は基本的に回転率が高く客席と客席の間が狭く、喫煙と禁煙の区別もない、かつ地下街なんかだと窓もないお店も数多いように感じます。反対に言えば「穴ぐら喫茶」的な要素もあってひっそりとなりを潜めたい時なんかはいいのかも知れません。大声では言えませんが、その昔、私も梅田の地下の喫茶店で息を潜めて仕事をさぼった記憶も多々あります。最近できた新しいビルは若いコ達が「カフェ」で「お茶」するのに向いているお店が次々と出現しますが、しぶ好みの方は第一ビル近辺や泉の広場近辺のちよっとよくわからないようなお店に入ってみて下さい。なかなか面白い発見があったりするもんです。中には思った以上に地下深くにあるお店なんかもあったりしてなかなかすてたもんではありません。今度はディープな大阪の喫茶状況を確認してみたいです~

豊橋のモーニング事情

2005-09-19 17:39:48 | 喫茶店エリア情報
モーニングで有名なのは名古屋なんですが、発祥は豊橋と言う説もあります。(諸説ありで詳細は未確認です。ごめんなさい)
実際豊橋は町の規模にしては喫茶店が多くモーニングをやっているお店も多いです。「モーニングありますか?」と聞くと「はい、コーヒーにパンとたまごがつきます」と言うお返事が返ってきます。その他にも「飲み物を頼むとサンドウィッチとバナナ付き」や「飲み物料金のみでデニュッシュ付き」、「プラスわずかの料金で色々付いてきます」などなど。お得で嬉しいですよね。勿論お店によってサービスは色々ですのでこれからもどんどん試してみたいです。