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島根県指定文化財 明々庵

2013-06-22 | 趣味の世界




          雲州松江藩七代藩主松平治郷(不昧公)好みの茶室「明々庵」は



          家老の有澤家のために建てられた茶室で 松江城に近い有澤本邸に建てられたが


          明治以降に流転 昭和41年に現在地に移築再建されたそうです


       





 






           先ず お隣の建物「百草亭」で不昧公好みの松江の銘菓でお茶一服頂き


           明々庵についての説明を受けます


          



          




          


       


       



       





                      腰掛待合

 





                      飾雪隠(かざりせっちん)

                      *砂雪隠とも云う 便所のこと


          





               茅葦の厚い入母屋造りの茶室「明々庵」

               不昧公筆の扁額があります(肉眼では見えたのですが(^^ゞ

 





 





       





       




 

            本席床の間は五枚半の杉柾の小巾板をそぎ合わせた奥行の浅い床





            二畳台目の席の床の掛け軸


            二畳台目席は中柱もなく炉は向う切り


          





 
                      透かし彫り垣





           露地庭にはそれぞれに趣のある燈籠が七基もあります


  



  



  



 





                    松平不昧公好みの松江の三大銘菓

                         若 草

       
             長方形のの求肥に青色に染めた寒梅粉と砂糖を塗したもの

             不昧公の御歌「曇るぞよ 雨降らぬうちに摘みてむ梶尾山の春の若草」に因んだ銘




                         菜種の里

       
             黄色の落雁に菜の花畑に舞う蝶を炒り玄米で現したもの

         不昧公の「春菜さく野辺の朝風よき吹けば とびかふ蝶の袖ぞかずそふ」に因んでの銘




                          山 川

       
                     もち米に阿波三宝を加えた押物 

         「散るは浮き散らぬは沈むもみじ葉の彩は高尾に山川の水」の歌のこころを銘にした菓子 



          茶の湯の文化のある松江は 京都 金沢と並び美味しい和菓子処


          一泊二日の山陰の旅の内 三回も美味しいお茶をいただきました


          朝食後にも一服点てていただける・・・贅沢な旅行の至福のひとときです


          お世話して下さる先生方 いつも有難うございます・・・感謝!          





 









           









          

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