今日、根津美術館からレタ-パックが届きました
依頼主は友達でした 「古伊万里図鑑山本コレクション総目録」の新刊です
1月7日~2月19日までコレクション展「染付誕生400年」が開催されています
このコレクションは平成10年に実業家山本正之氏が美術館へ寄贈された
作品を中心に17世紀から19世紀までの肥前磁器を展観されています
肥前磁器は一般に古伊万里焼として知られていますが研究者の間では
肥前磁器と呼ばれることが多くなっているそうです
寄贈された山本氏は友達の叔父様です
根津美術館に友達が行く時に一緒に行きたかったのですが・・・
都合で行くことが出来なかったので図録をプレゼントしてくれたのでしょう
気の利いた嬉しい贈り物です
図録は平成29年1月1日発行のまだ印刷の香りが残っているような新刊です
ほんの一部ですが紹介させていただきますのでご覧下さいませ
染付花唐草文切子形鉢 17世紀中期
染付雪柴垣文皿 17世紀中期~後期
染付楼閣山水文筒水指 17世紀中期~後期 色絵鶏置物 17世紀後期~18世紀前期
色絵荒磯文鉢 17世紀末期~18世紀前期
染付日本地図文長方皿 19世紀
色絵松樹牡丹文皿 18世紀前期
色絵毘沙門亀甲文皿 17世紀後期~18世紀前期
色絵菊文花形鉢・皿 17世紀末期~18世紀前期
色絵三果文稜花皿 17世紀後期~18世紀前期
備前磁器は伊万里焼として朝鮮半島より渡来した陶工によって
肥前(佐賀県)の地で焼成に成功したのが始まりだそうで
肥前磁器は伊万里焼として染付 白磁 青磁や色絵と発展しました
江戸時代の日本人が生活の中で大切に伝えてきた美しい器です(パンフレットより)
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