4月1日(土曜日)NHKテレビでPM:9:00から放送された
ドキュメンタリ-テ-マは「雑草という小宇宙」です
広島県出身で現在は京都市嵯峨野に在住です
お歳は86歳絵本作家さん甲斐信枝さんです
大きなバッグにスニ-カ- 麦藁帽子で背丈以上の草むらに入り
地面に寝転がって同じ目線で草と会話しながらじっくり観察して絵を描かれます
多くの人に見向きもされず時には踏まれたりもする足元の雑草
その雑草たちの強い生命力の営みと可憐な花を観察して絵本にされ
雑草が教えてくれた素敵な世界を私たちににも教えてくれています
しっかり観察して描いてきた絵は本の中にも忠実に描かれているそうです
種も実物を持ち帰り実物大に描くのだそうです
カラスノエンドウの実の弾ける様子も見せていただきました
このように弾け飛んで子孫を増やしていたんですね
秋 彼岸花を描こうと来たそうですがたくさん咲いているのにお気に入りの花が
見当たらないようであっちこっち歩いてやっと一本の花に出会いました
処がご自分の思うように色が出せなくてシベも弱いと仰って
又来年満足いくように描き直すのだそうです 御見逸れ致しました〔笑〕
無農薬や低農薬でキャベツを栽培している知り合いの農家さんの畑で
キャベツが吐き出す水分が水玉状になり朝陽を受けて赤 黄 青に変化する
その様子を朝早くから待機していて色が変わる瞬間は子供のように嬉しそうで
した
山の稜線がくっきりしてきてお日様が昇る瞬間です
御来光でキャベツ畑まで陽が射して来ました
水玉がダイヤモンドのように輝きだしています
葉の上の水玉の色も虹色に変化しています
春になるとこのキャベツ畑にはモンシロチョウが飛び交うそうです
このような変化も見逃さず観察する感性のある方は豊かなこころをお持ちで
お幸せなお人ですね
綿毛の舞う様子 一瞬の風で舞い舞いしていると言われ
カラスノエンドウはバネを使っているように遠くまで種を弾き飛ばす様子など
それぞれの子孫繁栄の様子を観察して書き上げた絵本は30冊以上もあるそうで
第8回絵本にっぽん賞をうけた代表作「雑草のくらし」は
出版から30年以上経つ今でもロングセラ-だそうです
NHKさん見応えのあるドキュメンタリ-の企画ありがとうございました
ブログの画像はテレビ画面の画像をお借り致しました m(_ _)m
今日出かけた帰り家の近くに黄色いノゲシのような花を見つけました
綿毛も出来ていました 嬉しくなりカメラを持ち出してパチリ!です〔笑〕
私も見ていました。
あそこ(北嵯峨野)は私も好きな場所でちょくちょく訪れます。ですから、放映された場所はすぐ思い浮かべることができます。
秋の稲刈り風景、彼岸花などはここでいつも撮影しています。
落ち着いた田園風景が今も風致地区として保存され、昔と変わらないままです。
ですが甲斐信枝さんとは出会った記憶がないです。
素晴らしい作品にも魅了されました。
いつもお立寄りいただきコメントありがとうございます
思い出しました 今では珍しい袈裟懸けや案山子の
田園風景の画像を・・・・・北嵯峨は長閑で美しい地ですね
甲斐さんといつか偶然にお会い出来たらいいですね
植物たちを乱暴な言葉で「あいつ」「こいつ」「この人」などと
言って親しみを込めて人間扱いしているのが良いですね
昨年の秋ごろにも放映されていてその言葉が耳に残っていました
86歳の今でも雑草の営みに興味を持ち続けておられる
バイタリティーにパワ-をいただきました