裏千家流の先生をしている友達のお稽古場(茶室)を訪ねて
「葉蓋のお点前」でお茶一服頂戴致しました
主に 暑中の点前で涼しさを出すための趣向だそうで七夕の頃の茶会に行なわれるそうです
十一世玄々斎家元の創案だそうで七夕の茶会に好みの末廣籠の受筒に梶の葉を
蓋として運びの水指に使用したのが始まりだそうです
梶の葉の他に桐 蓮 里芋の葉 蕗(フキ)などの大きな葉が適しています
今日はお茶会ではなくお稽古の一環なので我が家の蓮の葉を持っ行き使って貰いました
葉蓋の点前に使う正式な水指は黒塗りで檜の曲に切箔を散らした作りだそうです
葉は葉表を上向に置き葉柄を手前にして蓋とします
蓋として使った葉は使い捨てで最後は畳んで建水に入れます
友達は丁寧にこのようにして・・と説明しながら点前をしてくれました
葉蓋点前は薄茶のみの点前です
主菓子は「川原なでしこ」 お干菓子は「沢蟹」と「向日葵」
棗とお茶杓の拝見です
葉蓋のお点前はひと通り終わりました 後は手順通りのお仕舞いです
友達にはちゃんと写真の許可は頂いてま~す 〔笑〕
昨今は茶の湯を学ぶ若い方も少ないようですね
昔は嫁入り道具のひとつとして時には親の勧めで習う人も多かったのですが・・・
今でも茶道に興味のもっている若い人は熱心に精進されています
日本の古きおもてなしの伝統 もっともっと不朽すると良いですね
他に夏のお点前の道具立ても見せていただきました
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