私が、不安神経症と言われてから随分長い年月が経ちました。
当時は、ただ薬を出されるだけ
だから、薬に頼るしかなかった
でも、薬って そんなに効くものではない。
最近の薬でさえ、効果は定かではないのに、、、
藁にもすがる気持ちだったと思う。
それに、最初の頃は 神経症＝ノイローゼを受け
入れたくなかった。
だから、薬も飲まないようにしてた
今 振り返ると、悔しいのは・・・
行動療法に出会えるのが遅かったこと。
もっと早く出会えていたなら・・・と思うと
悔しい
ただ、あの頃の私に行動療法が理解できた
だろうか
やはり、指導者の存在は大きいと思う。
指導者である、臨床心理士の先生を 先ずは
信じることができないと無理じゃないだろうか
むかし読んだ本に『恐怖突入』という言葉
があった。
まさに、それを自分から進んで行うわけだ
から、それなりの覚悟や勇気が要る。
先ずは、恐怖や不安の弱いことにチャレンジし、
繰り返し慣れていく。
そこで、自分の不安や恐怖心が軽減したことに
気づけば、行動療法の効果が実感できて・・・
次のステップに進めるのである。
でも、今なお病院にも行けない・行かない
人がいること思うと・・・
私は、最初から行動療法の話はあったけど…
そんなことする余裕なかったし…
ただ不安のスパイラルから抜ける日だけを待ってた気がする
なんの病気にしても、そうだと思うけど
受け入れるって、難しいよね
ということだと思います。
気づけたときが、自分に必要なとき、
そして、自分が受け入れられる時だと思います。
言うのは簡単ですが、実際 受け入れようとしても簡単ではないです。
難しいですよね。
癌患者さんが、病気を受け入れるのは 本当に凄いと思う私です。
不安は、寄せては返す波のようでした。
今、こうして 不安から解放されている時間が多くなったことが 不思議なくらいです。
でも、ここまでが長かった。
病気になりたての頃は、何を言われても言葉の上だけでの理解しかできていなくて・・・本当に理解できなかったと思うのです。
いくら「為になる言葉」「ヒント」などを与えられても、豚に真珠or猫に小判・・・だったと思います。
今になって、前のドクターから言われた言葉が、一言一言思い出され、それが重みを増して 思い出される今日この頃です。
多少は、私も成長できたのではないかと思います。
でも、後悔しても時すでに遅し・・・・
今、自分にできることを頑張るしかないんだと思います。
これから先、後悔しないように・・・
行動療法は、追い詰められないとなかなかできないですよね。
私も、働かなきゃというものがなかったら、恐くて行動なんてできなかったと思います。
今でも長期休んだら、外出するのが恐いですよ。出てしまえば何とかなるんですもんね。
世間にこういう病気があることをもっと認知してもらいたいですね。
それより、前を向いて生きていきましょう。
小さな事からコツコツと・・・なんてね。
リハビリと言うだけあって、努力が必要ですね。
お互い頑張りましょう。
そういう時は、先ず 近くに行くことから始めるといいみたいです。
私も 最近は随分 出られるようになりましたが、、、以前は、なかなか思いきって出られなかったです。
車に乗り込むと、覚悟できるみたいです。
家族でさえ、理解できていないのですからね。
私は、同じ病気の人なら 理解できるでしょうけど・・・やはり、自分の身に降りかからないと、理解しようと言う気になれないのが現状なのでしょうね。
我々の病気に限らず、どんな病気でも 完全に治せるといいのですけどね。
ベクトルの向きは、決まってます。