金三郎さんの森の移植はおわりました。
古川小はその1週間後に見事に伐採され、ただの空き地にかわりました。
グランドを見守ってくれていたようなクスノキやナンキンハゼ、夏においしい実をつけたビワ、秋にはいっぱいのシイの実をつけたスダジイもあとかたもなく・・・・。
金三郎さんの森の卒業記念花壇もなくなってしまいました。
さて、ナラガシワはどうなっているかというと
やはり、水分の吸収がなかなかかんばしくないらしく葉はかなりかれてきています。
なんとかこの夏をもちこたえてくれればいいのですが、
がんばれナラガシワ!
センダンの柱は、その後6年生の子どもたちが土をよせて、ブロックを囲いにして記念碑のようにしてくれていました。
「あの子ら、休み時間になったら自分たちでいろいろやっていきよるんですわ。」と担任の先生たち。
1年生の時にこの森を作ろうと場所を探して、ほりかえしていたら卒業記念の花壇がでてきた。それから子どもたちは休み時間になったらそこへいって掘る掘る掘る掘る!
あぁ・・・あのときと同じだわ。ブロックを寄せたり、土を盛る6年生の姿が思い浮かびながら5年前の光景とかさなってきました。
生活科、自然を感じる学びって、人をやさしく穏やかにするのだと改めて感じさせられました。
んっんんん!!!!!
芽が出ている。
ナラガシワが苦戦する中で、センダンの幹の柱から芽が!!!
芽が吹き出ています。
命ってどうしてこうもドラマチックなんだろうか。
すばらしい!
※今日からキヨッチは、14日まで研究会で京都にはいないのよ。もし、できれば水あげてほしいのだ。