The Works Of Trevor Horn

英国の偉大な音楽プロデューサー、トレヴァー・ホーンの作品を紹介。

未レコード化&未確認作品

2008-02-22 00:00:41 | 未確認

トレヴァー・ホーン関連楽曲でレコード化されてない楽曲とノンクレジットのため関与がはっきりしない作品を紹介します。

Sugababes/Overload 2004
映画『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月』(2004)の挿入歌。英国3人組女性R&Bグループ、シュガーベイブスが自身のデビュー曲「オーバーロード」をセルフカバー(最新リミックス?)している。この曲のプロデュースをトレヴァー・ホーンが担当した。映画のサントラには未収録。


Enrique Iglesias/I Just Died In Your Arms Tonight
フリオ・イグレシアスの息子エンリケ・イグレシアスによるカッティング・クルー「愛に抱かれた夜」のカバー。2005年頃トレヴァー・ホーンのプロデュース、ジェフ・ダウンズ参加でレコーディングが進められたが、スタジオ機器の故障により一時中断となった。その後発売されたアルバムには未収録なので、もしかするとそのまま中止になったのかもしれない。


Foreigner/Agent Provocateur
1984年に発表されたフォリナーの5枚目のアルバム。邦題は「プロヴォカトゥール(煽動)」。元々はトレヴァー・ホーンのプロデュースでレコーディングが進行していたが、方向性でメンバーと対立、結局ホーンは首となってしまう。メンバーはそれまでのマスターを破棄して、代わりにデュラン・デュランのプロデュースでも有名なアレックス・サドキンを雇い入れて制作を続行したそうだ。ホーンがプロデュースしたマスターは今現在も未発表のまま。

The Unwanted
1977-78年に活動した英国パンクバンド。ホーンの80年代初期のインタビューで彼らをプロデュースしたことを匂わせている。バンドは3枚のシングルを発表しているがいずれにもホーンの名前はクレジットされていない。(ラストシングル"Secret Police"がちょっとホーンっぽい仕上がり) ただバンド解散後の1979年にメンバーだったFred GardnerとJeff Boultのユニット"Gardner & Boult"のシングルをホーンがプロデュースしている。下の画像は1985年に発売された全録音収録のコンピレーションアルバム。