目の中のリンゴ

20年ぶりにオペラ座熱が再燃!!

最近色気づいてるウェス・アンダーソン 「アンソニーのハッピー・モーテル」

2005年09月22日 | 映画タイトル あ行
「ライフ・アクアティック」つながりで、私の好きな監督の一人、
ウェス・アンダーソンの映画を。
(Yahooブログから引越しさせた記事です)

「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」のウェス・アンダーソン監督のデビュー作で、
なぜか一部でかなり評価されているらしい映画。
学生時代からの友達であるオーウェン・ウィルソンが共同脚本&出演。
やっとDVD化されました!

親友三人組がうだうだしてる話。
オーウェン・ウィルソンがとにかくヘンな奴で、
この先50年の人生設計(犯罪計画?)を立ていて、
親友のアンソニー(ルーク・ウィルソン)とボブを誘って強盗するんです。
で、逃亡途中で立ち寄った田舎のモーテルで、
アンソニーはハウスキーパーの女の子に恋をして・・・。

ウェスアンダーソン監督はまだ数作しか撮っていませんが、
その3作(「ロイヤル~」「天才マックスの世界」)に
共通するムードがあります。
あっけらかんとしてて、のほほんとしてるけど、
どこかもの悲しくて、寂しい感じがする。

登場人物はみんな 大人になりきれない子供。
大好きな人たちと、いつまでも オモシロおかしく、
楽しく暮らしていたいという気持。
上手く言えないけど、そういう気持がよくわかるお子ちゃまな私なので、
彼の映画はとても好きです。細部や色彩へのこだわりも好き。

この映画のオーウェンもルークもちょっとぶっ飛んでるけど、
根は良い人、というのが合ってて、さすが親友ウェス!
二人とも髪型はヘンだけど。
(オーウェンは短髪、ルークは長髪。二人とも若いっ)
特にルークはイノセントで寂しげなところが、「ロイヤル~」にも通じてて良いな。
オーウェンはやることなすことが なんだか笑いを誘います。

・・・なんて誉めてますが、これは贔屓のひきたおしなのかなぁ。
面白くない人には全然面白くない映画なのかも。

共演の多いジョーン&ジョン・キューザック姉弟を観てても思いますが、
身内同士で演技するのは どんな気持がするんでしょうね。
照れくさくないのかな。
ほかにもこの映画には 長兄のアンドリューも台詞アリでいっぱい出てます。
3人兄弟、似てません。

ところで、ウェス・アンダーソン監督というと、
「天才マックスの世界」のマックスが大人になったような
格好には無頓着なオタク青年というイメージがあったんですが、
最近、長髪&コンタクトレンズで 色気づいてるんですよー(笑)
なんでも、彼女ができたらしいですけどね。
ティム・ロス似とも言えないこともない なかなかの変身ぶりです。
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