「キング・コング」 Beauty killed the beast

ピーター・ジャクソン監督の　「キング・コング」観てきました。
ジャック・ブラックが出演する、と聞いた時から楽しみにしてましたが、
予告で観た、PJ監督の痩せっぷりにも目が釘付け！

私、オリジナルおよび、前回のリメイクも観てません。
だから、比べることはできないけど、楽しめましたよ。
もー、VFXてんこ盛り！！って感じで。
ピーター・ジャクソン、好き放題やなっ！！！

３時間越えるのは聞いてたので覚悟はしてました。
仕事の後のレイトショーはちょっとキツかったですが、
私は夢中になって観られました。でも、もうちょっと削れるやろ？！
と思える、不必要なまでに長いアクションシーンの数々。
見せ場なのはわかるんだが。
監督にとっては　どこも削ることのできない愛しいシーンなんだろうね。

妙にリアルな恐竜の質感が　ぐぉぉぉぉ～っと画面いっぱいに
迫ってくるとこや、怖すぎるルックスの原住民の方々が強烈でした。

「LOTR」でゴラムを演じたアンディ・サーキスが、
今回もコングの中の人なのだけど、おかげで生き生きと
魅力的なゴリラさんになっておりました。
アンディ・サーキスへの感謝の意か、船員としての出演シーンも
やたらと多かったし。
ナオミ・ワッツとの心の触れ合いには涙。
ティラノザウルスとのガチンコ勝負のヒーローっぷりには
心揺さぶられますね。
愛するものを守るため　戦うのだ！漢だね！
私、捕獲されるシーンから後、ずっと泣いてたような気がします。
ニューヨークでの　アンとの再会のシーンは
もう　切なくて美しくて　涙が怒涛のように・・・（泣）
このコングとアンの愛が丁寧に描かれているので、
男性より女性の方が　ハマるかもしれません。

まぁ、こういう映画に突っ込んでも仕方ないし、細かいことは言うまい。
これをはじめから作るのには　気が遠くなるくらい
すごい時間と労力のかかった作業なのだから・・・。

俳優陣は　みんなよかったなぁ。
ナオミ・ワッツ綺麗でした。
同郷で仲良しのニコール・キッドマンより日本人ウケしそうだし。
エイドリアン・ブロディはまぁいいとして（？）
ジャック・ブラック、真面目じゃーん。似合ってました。
「リトル・ダンサー」のジェイミー・ベル君の成長ぶりに驚いた。

そして、出演してるのを知らなかったコリン・ハンクス！
トム・ハンクスの息子で、ジャック・ブラックとは「オレンジ・カウンティ」で
共演済みです。（セイシュンものの佳作です）
ドラマ「ロズウェル」から好きだったんだけど、お父さんに似てきたなぁ。
これからはコリン君が、若い頃のトムがやってたような役を
やってくれればいいなぁ。

ハッ！また本筋から離れていってる・・・。
ちなみに、パンフは通常版（600円）と特別版(1800円）があります。
ミミヅクさんも紹介してた「メイキングDVD　２枚組」観たいなぁ。