４月に読んだ本

2015年4月の読書メーター
読んだ本の数：6冊
読んだページ数：1251ページ
ナイス数：177ナイス

男役の感想
宝塚は一回観ただけで、WOWOWでたまに観ても幸いハマることはなかったけれど、「オペラ座の怪人」を愛する私にはたまらん小説！舞台にはきっといるんだと思います、ファントムさんが。もっと読みたい世界でした。ヅカオタの方々はこれをどんなふうに読むのか興味がある！余談だけど、一時期バラエティ番組によく出てた、ぶっちゃけキャラの元ジェンヌの人・・・最近ぜんぜん見なくなったな・・・。
読了日：4月25日 著者：中山可穂

御松茸騒動の感想
松茸をめぐる尾張藩の騒動。途中から、徳川宗春に焦点が当たりはじめ、これは赤松と松茸になぞらえた主従関係や生き方の話なのか・・・と思う。なんというか、いつものように登場人物がいい味を出してるし、不遇の大殿様もとても興味深いのに、物語がアッサリしすぎて物足りない気がしました。もっと読みたかったな。小四郎の母上、面白い（笑）この時代にもこんな現代的（？）な人がいたのかねー。初期の作品のような軽いタッチのあたたかい物語も読みたいです。
読了日：4月17日 著者：朝井まかて

神様のカルテ0の感想
久しぶりのシリーズ新作（前日譚）だったけど、あまり期待せずに読み始めました。このシリーズ、読むと感動するんだけど、いい話すぎて・・・と　ちょっと天邪鬼な自分もいて、好きなんだかどうなんだか複雑な心境なのです。でも・・・やっぱりいい話だった！そして泣けた。自分の身の回りでも、親の病気や死に関わることが多くなってきたせいもあって、今まで以上に病院や医療というものを身近に感じたのかも。ハルさんのことはあまり好きじゃなかった私ですが、「冬山記」で見直した！
読了日：4月17日 著者：夏川草介

かくかくしかじか 5 (愛蔵版コミックス)の感想
最後まで描き続けた日高先生。そんな先生に対して、後ろめたさや後悔がいっぱいあったであろう東村さん。”よし！私が教室を継ぐ！”と気持ちが昂ぶって決心したのも束の間、あっさり帰っちゃったり、日々のことにかまけて先生を見舞わなかったり（そうしたくなかったからかもしれないけれど）、それは確かにリアルな気持ちだと思う。喪ってから後悔しても遅いけど、人間ってそういうもんだと思う。飾らずにほんとの自分をさらけ出したこの漫画は、痛いけどすごい。先生はきっと東村さんのことを誇りに思ってるんじゃないかな。
読了日：4月3日 著者：東村アキコ

あさひなぐ 14 (ビッグコミックス)の感想
そう、勝ちたい気持ちがなければ、やっててもつまらない！旭は成長著しいなー。この春、全国の薙刀部に新入部員が増えますように。
読了日：4月3日 著者：こざき亜衣

 

婚活1000本ノックの感想
彼氏がいないけど、今の自堕落で自由な生活が楽。でも将来が不安な３２歳の売れない官能作家が婚活にいそしむが、出会うのは運命の人じゃない・・・。わかるよ、その気持ち。結婚は妥協だ、とわかっていても生理的に無理！って人とは付き合えない。好きになるのはダメ男ばっかり。こういう女性はホントに多いだろうと思う。でも、本気で結婚したいと思うなら腹くくれよ！！歩み寄れよ！成長しない主人公にイライラしたけど、リアルでもあるかな。お下品だから万人にはオススメできませんが面白かったです。
読了日：4月3日 著者：南綾子

読書メーター