もう１０年「オペラ座の怪人」

久しぶりのブログです。

１０年前の今頃・・・忘れもしない２００５年１月２９日ですね。
たまたま封切り初日。
私は映画「オペラ座の怪人」に出会いました。
日本公開からもう１０年！！！びっくりです。
昨日のことのようなのに。

初めて見た時の感想はコチラなんですが、
まさかこの映画が、私の映画好き人生の
ターニングポイントとなろうとは思いもしませんでした。

初めて見た時から強烈に心惹かれるものがあり
それから約１年半の間に１７回、あちこちの映画館に通って
この映画を観ました。
（遠くは滋賀県まで。アホかと・・・）

ただ単に好きな映画なら、DVDを買って家で何回も観ればいいものを
なぜかこの映画だけは、映画館で観ないと満足できなかったのです。
まるで自分もオペラ座で見ているかのような気分に浸りたかったのです。

画面の隅々まで眼を凝らし、
一緒に歌を口ずさみ。
関連書籍や小説も読み漁り。

オリジナルのミュージカル舞台こそ観れていませんが
劇団四季のは４回観て、これまたハマりました。
２５周年のロンドン公演の映画にもハマりました。
（いつか絶対にロンドンかブロードウェイで
舞台を見たい！
それまでどうかどうか上演していて欲しい！）

今まで、多いときには年間１５０本くらい映画を
観ていたのに、なぜこんなにもこの映画が好きなのか
本当に不思議です。
映画としてそんなに素晴らしいのか？
歴史に残る名作なのか？と言われたら
決してそうではないと思います。
でも、確かにミュージカル映画を、一般人（？）にも
馴染みやすくしてくれた、大事な一作ではないでしょうか。

そして、そこまでハマれる環境で出会えたことも
運命なのだなぁ・・・と思います。
だって、専業主婦になって子供ができた今では
いくら好きでも、あんなふうに夢中になれませんもの。

この映画のおかげで新しく知った世界があり
知り合えた人がいて
映画の素晴らしさを再認識しました。

今年は、フィギュアスケートでこの映画の曲を
選ぶ選手が何人もいて
（羽生、無良、村上、グレイシー・ゴールド）
ものすごく嬉しかったりもしました。
過去には高橋大輔さんも鈴木明子さんも
よかったですよね！

切なく美しく、印象的な楽曲は間違いなく素晴らしいです。

私の人生ベスト１０には絶対に入る１本です。
この映画に出会えてよかった、と
10年経った今、改めて思います。