「コンスタンティン」 健康のため吸いすぎに注意しましょう

今ごろなんですが、録画したのを観ました。
レイチェル・ワイズ繋がりで。

「コンスタンティン」　（CONSTANTINE　2005年アメリカ）

出演はキアヌ・リーブス、レイチェル・ワイズほか。

この人間世界は、天国と地獄の狭間にあって、
ハーフブリードの悪魔の使いと天使が攻防を繰り広げている。
そんな普通の人の目には見えないものを観る力を持った男、
ジョン・コンスタンティンは、悪魔の手下を地獄に送り返す戦いを
続けていたが、ある大きな異変を感じつつある。
一方、霊感の強い双子の妹の投身自殺に疑問を感じる
刑事のアンジェラは、コンスタンティンに近づくが・・・。

これもスキ！！
アメコミ原作らしく、かっこつけまくりな主人公もカッコイイし、
天使や悪魔がうじゃうじゃ・・・という世界も面白い。
ツッコミどころは多数あるのでしょうが、あのビジュアル！
あの天使の羽根！！！ぐっときます。
・・・と思ったら、「ヴァン・ヘルシング」に
なんとなく似てるよね。

やせこけて青白い、ヘビー・スモーカーの不健康なキアヌ、
かっこいいです。
若い時のおバカ役はさすがにもうやってられないと思うので
ずっとこのルックスで行ってください・・・。

レイチェル・ワイズも、「ナイロビの蜂」より私は好きかも。
こんな映画でも、しっかりヒロインの苦悩を演じてる！
シリアスな映画もこういう娯楽アクション映画も
こなしてしまうところは、さすがの演技力ですね。

出色は天使ガブリエル役のティルダ・スウィントン！
なんて素敵なのでしょう。
あの、「ナルニア国」の白い魔女ですが、あれよりも
この、中性的な役がピッタリ似合ってます。
キリスト教のことはよくわからないけど、
人間に嫉妬するハーフ・ブリードの天使、
という屈折具合もそそります。
（ついでに、悪魔のハーフ・ブリードも私好みでした。）

これまた、ツッコミどころも多々ありますが、
アメコミだと思って楽しめました。
コンスタンティンの仲間が気の毒だったけどね・・・。

それにしても、天国と地獄の攻防、天使と悪魔って
よく映画になる題材ですね。
「ウェルカム！ヘブン」「リトル・ニッキー」
「悪いことしましョ！」「ドグマ」
などなど　面白かったです。（もっとあるかも）

そういえば、「ダ・ヴィンチ・コード」の
ダン・ブラウンの次の映画化は「天使と悪魔」だってね。