ブロードウェイミュージカル「RENT」

春に映画を観て大いに気に入ったので、来日公演を楽しみにしてました！
パンフレットは表紙の色が　金・銀・赤と３色ありましたが
皆さんはどれを買われましたか？？

'80年代末のニューヨーク、イーストヴィレッジを舞台に
エイズ、ドラッグ、同性愛、貧困、差別、才能、友情に
苦しむ若者達の姿を描いた　ミュージカル「RENT」
私が語るまでもなく、今も熱狂的ファンが多くいる
伝説のミュージカルです。

今年の春にはじめての映画化が公開されたことで
私のような初めて観る者にも、新たな感動を与えてくれました。
（ここが映画の素晴らしいところですよね。
ナマの舞台は観たくても観られない人が多いから。）

この作品には、特別なパワーと演じる側・作る側の思いいれが
込められています。
作者のジョナサン・ラーソンが初日の舞台直前に
35歳で急死したことが大きいのでしょうが・・・
（詳しくはDVD収録の『「RENT」誕生の軌跡』を！！）

生の歌声によって「NO DAY BUT TODAY」という
メッセージがより強く、深く伝わってきました。
悔いのないよう、今を精一杯生きることの大切さ。
時代や境遇は変わっても、そのメッセージの重さは
変わりません。

オリジナルを知らない私としては、今回のキャスト、
若々しくてイメージも合ってたし、歌も上手いし
これはこれで満足でした。
ミミが可愛い～！

映画ではああなってたところが、オリジナルではこうなのかー
と、映画との違いも楽しむことができました。

客席には、熱心なファンも多くいらしたみたいで
盛り上げに一役買ってました。
そうよねー。ロックミュージカルはお客がシラっとしてると
ぜんぜん面白くないんだわ。
モーリーンの「Over The Moon」では　
みんなモ～！言うてましたし（笑）

観てよかった！と思える舞台でした。
そして、何度も何度も観たというブロードウェイのファンの
気持ちがよくわかりました。

Thank you! Jonathan Larson!!