ペーパードライバー脱却への道 その４「上がったり下がったり」

短期集中連載（笑）
みなさんも、自分が免許とった遥か昔のことを
思い出しながら読んでください・・・。

さて、出張ペーパードライバー教習専門の
シーズドライビングスクールさんで教習をお願いすることにした私。

期間は８日間（16時限）でお願いしました。
高速はあきらめて、近場の運転ができるように。

シーズさんでは、私と同じような30代、40代の主婦、
そして、若い男性も多いんだとか。
仕事で営業車に乗らないといけなくなった人とか。
（だから男性のペーパードライバーの方も、思いきって頼んでみられては？）

学科で習ったことも、標識もすっかり忘れてるんで、
学科の教科書、買ったわ。メルカリで300円。
（着払い送料850円も払わされるというオチ付ですけどね（怒））
先生には「買わんでええのに！」と大笑いされましたが、
根がまじめなものでね！

教習はだいたい平日の昼間に入れてもらいました。
はじめは主に左折ばかりで交通量の多い道にも出て一周。

次は、近場の目的地に行って自宅に戻り車庫入れ、を
何セットもやったり。

ある日は、徹底的に車庫入れの練習。
広い駐車場で幅寄せから、何度も駐車の練習を。
ちょっとわかったような気もする・・・（嬉）

次の教習では、待望の大型ショッピングセンターに行って
立体駐車場に入って駐車。（屋上の空いてるとこに（笑））

また次には走りながら、途中でスーパーやホームセンターの
駐車場に入って練習。

だんだんと応用にもっていってくれるあたりが、
できてる感を実感できて嬉しい。

それでも、まだまだ自分が車線のどこを走ってるのかわかってないし
大型車と対向するのも怖いし
右左折も、車線変更も下手。
無意識に危ないこともやってる
（どこが”できてる感”や！！！）

誰でもはじめはそうかと思うけど、
一度にたくさんのことができないーーー
Ｂ型やから一点集中（笑）
でも、車の運転はそれができないと始まらない。
うーん　やっぱり怖い。
でもちょっと楽しくなってきた。

それにしても、先生はやっぱりすごい。
スーパーの駐車場での練習など、横からちょちょいと
軽くハンドル操作するだけでピタリと枠内に入る！
神ですか？！？！（笑）

まー、自動車学校の指導員時代から今までに
何千人も教えてこられたんだから、当たり前かー。
目つぶっててもできる、ってやつかも。

あるときは、狭い道でバスとすれ違い、
「バスの運転手さんってすごいですよね！！！
先生運転できますか？」と聞いたら
「自慢するようで悪いけど、僕は今、日本にある全種類の車運転できるよ！（笑）」と。
そらそーですね。最初に免許見せてもらいましたよね。
そうじゃないと人に教えてる場合じゃない。
やっぱりすごいです。

いろんなお客さんがいて、理解度や上達度、運動神経（？）も
みんな違うのに、決してネガティブなことは言わず
弱点を踏まえてわかりやすく教えてくれるのは本当に精神的に助かる。

それを痛感したのは
何度か教習を経て、自分でも「ちょっと乗れるようになったかも？！」と
思い始め、気分も上がってきた頃。

旦那に横に乗ってもらって近場にちょっと出かけたとき。
「右に寄りすぎ」
「ハンドル切るのが遅い」
「さっさと入らな！何してんの！」
などとダメ出しの連続。
練習では毎回すんなりできたはずの自宅の車庫入れさえ
「当たる当たる！前に出て！違う！こないだも言うたやろ！」
と言われてパニックに。
１５分ぐらいかかったあげく旦那にハンドルとられた。

実家に行って母を乗せてちょっと走っただけでも
母にも「危ない！当たる！」と言われ・・・もう凹むわ・・・

旦那に「乗り始めて何日やと思ってんのよ！ちょっとは褒めてよ！」
とお願いしても
「俺は金もらってないから褒められへんなー」
と言われる始末。（冗談半分ですけどね）

あと残り２日になった次の教習では、自信喪失のあまり申し出ました。
「・・・あと２日延長お願いします・・・1人で運転できる気がしません」

その日の教習でも、この期に及んで？！というようなミスもしてしまい
さらに凹む。

先生いわく、
運転できる人は、自分のレベルにあわせて教えるから難しい。
指導員は、その人のできる範囲で確実に教えていくから。
足し算引き算やりはじめたとこやのに、いきなり掛け算割り算でけへんやろー。
今のうちに失敗してよかったんやで。練習やから！
・・・と言ってもらってやる気も復活（単純）

あともう少し！がんばります！

===　次回　最終回　　　かな？　===