目の中のリンゴ

20年ぶりにオペラ座熱が再燃!!

「いぬのえいが」 犬との思い出に

2007年02月05日 | 映画タイトル あ行
ちょっと前の映画ですが、見たいと思っていたのに
見逃していたのを やっと見ました。

「いぬのえいが」 (2004年・日本)

2月4日は、実家で飼っていた犬の命日です。
(在りし日に携帯で撮った数少ない写真です)

歳をとって、犬年齢で17歳で2年前に死にました。
雑種で、よく吠えて芸もない、おバカな犬だったけど
散歩が大好きで、夏の花火や雷にはおびえまくってたなぁ。
最初は犬を飼うなんて大反対だった家族も、
とても可愛がっていたっけ。
外犬ゆえ、甘やかすことも、可愛がりすぎることもなくて
寒い冬には日当たりの悪い玄関先で可哀想だったなぁ・・・。

オムニバス形式のこの映画、正直いって、
2本以外はなんとも思わなかったです。
”いぬのえいが”というより、犬をめぐる人々の映画です。
出演者も、中村獅童、伊東美咲、天海祐希などなど豪華。
かるーい気持ちで見られます。

でも、今のペットブームに警鐘を鳴らすような
ラストから2本目のアニメと、
ラストの「ねぇマリモ」にはやっぱり涙が止まらなかったなぁ。
特に「ねぇマリモ」は卑怯なくらいに泣かされました。

だって、飼い犬マリモがもらわれてきた時から、
年老いて死ぬまでの日々を、飼い主の女の子と、
マリモの視線から描いてるんですもん。
動物を飼ったことのある人なら 自分の思い出を重ねずにいられません。

この1本だけでも、観てよかったなぁ と思いました。

”犬を飼うということ”を子供にもわかりやすく書いてある、
東京都福祉保健局の読本「犬を飼うってステキです---か?」も 
是非読んでみてください。→ コチラ
(これも、何度読んでも泣いてしまいます・・・)
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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
タイトルは… (Kim)
2007-02-05 12:17:27
聞いたことがあるような…。
うちにもワンコがいるので、子供たちと
観てみたいと思います^^。

で、「犬を飼うってステキです---か?」
を読んで、身につまされたっていうか、
うちもハズレは飼い主の方かも知れません(^^;
反省、反省;;;
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観ました。 (sabunori)
2007-02-05 16:43:13
kinoさん、私はこの映画、劇場で観ました。
でもどうしても感想は書けませんでした。
おっしゃる通りあの2本以外はストーリーもほとんど忘れてしまっているのですが、あの2本は劇場で死ぬかと思うくらい泣きました。
(ダンナも同じくらい泣いてた 笑)
特に「ねぇマリモ」はこうやって書いているだけでももうやばい!ってくらい涙ボロボロですよね。
動物は自分より後に生まれて先に死んでいく・・・
そんなことはわかっているのに実際にその場に立たされると主人公のみかちゃんのように一瞬「どうして犬なんか飼っちゃったんだろう」って思ってしまいます。
だけど月並みだけどたくさんの思い出を残してくれたから、あの楽しかった日々はやっぱり宝物ですよね。
映画より更にシンプルな絵本の「ねぇ、マリモ」も我が家にはあります。
開くたびにブホッ!と泣いてます。(←バカ・・・)
返信する
ウチのお犬様は (チェブ)
2007-02-05 20:25:39
おみこしが好きでした。
あの太鼓が聞こえると
通るのがの見える場所まで出てきて
スタンバってました。。

「犬を飼うってステキですか---?」は
かなり耳が痛かったです。。

ウチも結局は母親任せで。。
いなくなってからもっと遊んであげればよかった
と後悔です。。

返信する
泣きました (たまやん)
2007-02-06 21:49:05
犬堂一心監督の映画だからと期待して劇場で観たと
思うのですが、最後のマリモだけは未だに印象に残ってますねえ。

(他は広告代理店の会議とか、犬のパンとかがありましたっけ。)

僕もあの後半、「そんなに悲しまないで、幸せだったよ」
と飼い主の女の子に呼びかけるところは、自分が嫌になるぐらい
号泣しました。
返信する
昔飼ってたワンコ (nomad)
2007-02-07 00:52:44
思い出しました。
そのワンコも、かなりバカ犬で、
というか自分が子供だったので
バカにされてました;;
「犬を飼うってステキです---か?」を読んで
昔を思い出しました。
犬のしつけの本を読んで、いくらそのワンコに
しつけをしても散歩の時引きずられたり・・
でも病気で死んだ時は悲しかったです。

今は猫2匹にハマっていて
私はお猫様の下僕と化してますが^^;
この子達が最後まで幸せに暮らせるよう
責任をもって付き合っていこうと思っています。

返信する
でも大好き (naomi)
2007-02-07 11:38:08
絶対先に死んでしまう。
わかっているけど、わんこと暮らしたい。
世の中の人がぜんぶ信じられなくなっても
たぶんわんこだけはいつものわんこ

学生のとき、家にいた黒い秋田くんは
私が急病で手術するその日に車にひかれて亡くなりました。
一度も逃げたりしなかったくろちゃんが
どうしてそんな風になったのかわからないけど・・
親はくろちゃんが私の代わりにあの世に病気をもっていってくれたんだ・・と成人してから教えてくれました。
当時はくろちゃんが逃げたとおもって落ち込んでいましたが、いまではくろちゃんのおかげで命をもらったのかな?と思います。

いまでもかけがえのないわんこ
うちはず~と外犬だし、服を着せたりしたこともありませんが、家族全員仲良しなのが一番だとおもってます。
この映画は泣きそうなので見られないかな~。
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やさしい目 (naomi)
2007-02-07 11:40:50
kinoさんちのわんこ・・・やさしい顔してるね!
17歳まで生きるって、本当に家族の一員だったんだね~。
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犬は人間の友 (☆kino)
2007-02-11 21:49:01
>Kimさん
映画そのものはねぇ・・・ちょっと物足りない感じでしたが
「ねぇマリモ」にはグダ泣きでした。
犬を飼うって ツライお別れは避けて通れないけど
ほんとにかけがえのない思い出は何ものにも代え難いのですよね。

>sabunoriさん
劇場でご覧になったんですね・・嗚咽してしまってたかも。
自分よりどんどん先にトシをとってしまって、先に死んでしまうなんて
どうしようもないことだけど・・・。「ねぇマリモ」は
本当にヤバイくらい泣きました。
でも、飼ってよかったよ、ありがとう、って言いたくなるんですよね。
あ、あの絵本ですよね。私も本屋で見たことあるんですが
中は読んだことなかったんです。

>チェブさん
そんなものかも。結局お母さんがいちばん世話してくれるんですよね。
雨の日も寒い日も、朝晩 母が散歩に行ってました。
私は気が向いた休みの日くらいしか散歩に行かなかったもん。
もっと可愛がってあげればよかったなーって思いました。

>たまやんさん
そうなんですよねー バウリンガルの話とか。
中村獅童のパン屋さんの話は ちょっとなぁ・・・って感じ
だったんですけど。
「マリモ」は 飼い主サイドとマリモサイドから描くところが
もう、反則ですよねぇ・・・。

>nomadさん
ウチも、父親だけをボスだと思っている感じで、完全に
なめられてましたよー。
吠えまくるわ、ひっぱりまくるわ・・・。
今は猫さんなんですね。猫と犬はかなり違うような
イメージがあるんですが、やっぱり 人間の方が
長生きなことに変わりはないですもんね。
可愛がってあげてください!

>Naomiさん
くろちゃんの話、読むだけで泣きそうです・・・
そういう不思議なこと、って絶対ありますよね。

ウチも、外犬だったので”犬”っていう扱いで、
「かわいちょうでちゅねー 寒いでちゅかー?」
なんて可愛がり方ではなかったけど、
可愛いヤツでした。
平気で"大きくなったからもういらない”と
捨てたりする人の気が知れない。

1年くらいして、やっと犬小屋を処分しましたが、
今でも実家に行くと”ああ、もういないんだ・・・”って
寂しく思います。
返信する
ご実家のワンちゃん (のら)
2007-02-15 15:21:54
長生きされたんですね~。kinoさんの家族の
一員になれて幸せだっただろうなぁって
思います。この映画、うちの犬の写真を映画館の
コンテストに送りまして・・チケットゲットして
夫と見に行ったんですが・・私はアニメのところ
嗚咽してしまい、映画館なのにほんと恥ずかしかったです。「マリモ」も悲しかったですけどね。

見ると辛いからもうこの映画は見ないかな~(苦笑)
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嗚咽 (☆kino)
2007-02-16 07:36:48
>のらさん
アイちゃんなら賞とれますよね。カワイイもん!!
あのアニメは深かったですね。
うんうん、わかります、つらすぎてもう観たくない・・・
という気持ちもします。
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