「ロンゲスト・ヤード」 相変わらずの冷遇っぷり

全米公開から遅れること１年・・・劇場公開されただけマシ？
でも、関西で１館だけなんですけど。
（しかも、ホクテンザという知る人ぞ知る独特の映画館。）
それでも行くぞ！だってアダム・サンドラー好きだもの。

この「ロンゲスト・ヤード」は、
1974年の作品のリメイク。（といっても私は観ていない）
イギリスでサッカーに置き換え、リメイクされた
「ミーン・マシーン」(2001年)は観たけどオモシロかった。
元プレミアリーグ選手のヴィニー・ジョーンズに、
ジェイソン・ステイサムという　ガイ・リッチー映画常連さんも出てたし。

で、今回は・・・
元NFLの人気QBだったポール・クルー（アダム・サンドラー）は
八百長疑惑で現役を退き、今や落ち目。
自暴自棄の飲酒運転で派手なカーチェイスの末、
懲役３年。送られたテキサスの刑務所では、
看守のセミ・プロ・フットボールチームに入れ込む所長に請われ、
噛ませ犬としての囚人チームを作ることに。
日ごろの恨みを晴そうという意気込みはあるものの
シロウトの荒くれ集団。
看守チームvs囚人チーム・”ミーン・マシーン”の戦いやいかに！

アダム・・・最近カッコイイ路線？？
あの卵型頭は、どっちがボールかわからなくなりますね（笑）
マジメなアダム、カッコよかったよ、うん。

看守チームとの試合には、アメフトのルールが
イマイチわからない私も燃えた！
それくらい面白かった！アメリカ人はさぞかし興奮することでしょう。
命がけのスポーツやなぁ・・・。

いやー、私はチームワークもの、友情モノに弱いのよ。
あんな凶悪で粗暴だった荒くれどもが、なんであんなに
可愛らしく仲良くなってるんだ？とか　
ヒドイことしてた看守が、なんであそこまで自由にさせてるのか
なーんてことは言うのは野暮ですね。
お決まりの展開だけど、この爽快感が良い！

私はわからないけど、NFLの有名選手もゲスト出演していたようだし、
オリジナル版の主役、バート・レイノルズも出演。
（途中、主役か？と思うほどでした）
ボブ・サップも台詞いっぱいある役やってました。

脇役好きには、看守チームのリーダー役、
ウィリアム・フィクトナーも　たまらんです！

あと、ワタシ的にツボだったのが、いつもアダムの映画に
役がなくてもキメ台詞と共にワンシーン登場する
ロブ・シュナイダー！
今回もあの「You can do it!」を叫んだ時には
笑いが止まりませんでした。わははは。

普通に面白いし、MTV製作ということで、
音楽やカット割もカッコイイ。　
シネコンで上映すればお客さん入るのになぁ。
ソニー・ピクチャーズさん、
「ダヴィンチ・コード」に全精力注いでるんじゃぁ・・・。