「ムーンウォーカー」 マイケル脳内メーカー

今頃なんですが、マイケル・ジャクソンのこれを観ました。

「ムーンウォーカー」（Moonwalker　1988年・米）

ヒット曲の「Smooth Criminal」のPVは
この映画の一部だとは知っていましたが、
なかなか観る機会がありませんでした。

観て驚き（？）ましたが、
ストーリーらしいストーリーはなく、
いろんなマイケル盛りだくさん・・・というか
にぎやかしというか。

ジャクソン５時代の映像、
ライブ映像（「Man In the Mirror」「Dirty Diana」など）や
短編アニメーション風PVとか（クレイアニメーションのウサギと
ダンス対決？！）
「BAD」の、何故か子供バージョンとか。
（↑これ、なんなんだろ。子供たちが
「BAD」のPVと同じような格好して同じシチュエーションで
踊ってるんですよね。ヒゲをメイクで描かれてる子も！（笑））

そして、「Smooth Criminal」は、本編では
もっとちゃんとしたストーリーなのかと思いきや、
やっぱり意味不明。
それどころか、巨大メカロボ・マイケルに
変身しちゃったりして、もう、脈絡ない。
”昨日こんな夢みたんだよねー”的映像。
悪役は一応、ジョー・ペシが演じてます。
（この頃、たぶん映画に引っ張りだこだった頃かな）
でも、PVになっている、'30年代風クラブでのダンスは
圧巻です。何度観てもカッコイイです。

なにより、この映画に出てくるマイケルは
生き生きとして、とても可愛らしく、
笑顔で楽しそうです。
往年の痛々しさがなく、とても素敵でした。

マイケル・ジャクソンがお好きな方は
観る価値はあると思います！
ええ、豪華なプロモーションフィルムとして。