目の中のリンゴ

20年ぶりにオペラ座熱が再燃!!

ミュージカル「ペテン師と詐欺師」

2006年11月11日 | 舞台・音楽・テレビ
鹿賀丈史と市村正親主演のミュージカル
「ペテン師と詐欺師」を観てきました。
これ、元が舞台なのかな?映画なのかな?
マイケル・ケインとスティーブ・マーティン主演のコメディ映画
「ペテン師とサギ師 だまされてリビエラ」という映画を
以前に観て、すんごい面白かった記憶があります。
ブロードウェイでジョン・リスゴー主演で評判、
と聞いて観てみたいなーと思ってました。

お金持ちのリゾート地、南仏リビエラ。
華麗なサギの手口で女性からお金を巻き上げる
イギリス人ローレンス(鹿賀丈史)。
そこへ、”ジャッカル”の異名を持つアメリカ人詐欺師
フレディ(市村正親)がやってくる。
腕に自信があったフレディだが、ローレンスのテクニックに
脱帽、弟子入り志願をする。
しかし、ソリの合わない2人は、やがてプライドと
ナワバリを賭けてアメリカ人令嬢のクリスティーン(奥菜恵)を
カモに詐欺合戦を開始する。

ううーむ 翻訳モノのミュージカルってやっぱりキビシイ。
今回、私はストーリーを知ってたので問題なかったですが
歌詞がよく聞き取れない・・・。
やっぱり無理矢理 曲に歌詞を乗せてる感じ。
そして、大物俳優2人の豪華キャストでも、
どこかショボい感じがするのは私だけでしょうか?
だってなー 日本人だもんなー。

鹿賀さんも市村さんももちろん歌は上手いし
お芝居上手いんだけどなぁ。
そして、肝心の、この物語の真の主人公とも言える
クリスティーンがイマイチ魅力に乏しい。
いたし方ないとはいえ、芝居がクサいんだもん。

曲も今ひとつグッとくるものがなく、
面白かった映画の印象が強すぎて、
残念ながらイマイチの感想でした。
オチも、知ってると知らないとでは感想がかなり
違うと思うんですよね。

うーむ 翻訳ミュージカルは厳選しないとなぁ。

映画は、スティーブ・マーティンが最高だったので
興味のある方は是非。監督はフランク・オズ!
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5 コメント

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千秋楽! (☆kino)
2006-11-21 07:51:42
>たまやんさん
千秋楽だったんですねー!
うんうん、やっぱり翻訳モノは難しいですよね。
鹿賀さんのイイ声が案外聞き取りにくい、というのも
もったいない話です。
ま、2人が見られただけでも楽しかったですけど!
返信する
名古屋千秋楽 (たまやん)
2006-11-20 20:33:45
昨日名古屋公演(千秋楽)を観てきました。

確かに、翻訳ものでもこれを日本人が演じるのは難しい
ですよねえ。
歌は韻を踏んでるし、実は○○○○人だった!って
いうオチも弱くなるし。

それでも鹿賀&市村のコンビは良かったので
楽しめた事は楽しめたんですけどねえ。
返信する
やっぱり (☆kino)
2006-11-12 22:27:19
>hiyokoさん
早速レビュー読んできました!
そうよねー やっぱり日本語で訳詞を歌うのは
厳しいものがあるよね。
フレディは、スティーブ・マーティンもフケ顔なので
あまり違和感感じなかったけど、やっぱりもっと若い設定よね。
BW版も観てみたかったな。CD聞いてみよかな??
そうかー 映画が元なのね。
面白かったよ、映画!
返信する
あっ、 (hiyoko)
2006-11-12 21:33:41
映画がもとです!
だから映画の方が面白くっても仕方が無いかな。
返信する
やあやあ! (hiyoko)
2006-11-12 21:30:44
感想書きましたーTBさせてくださいね。
うーむkinoさんにしては結構厳しいご意見ね。
私は気が弱いので全体的には褒めたレビューになっちゃった(笑)
ま、ほめといて、でも文句言う、って感じかな(笑)
お話的には面白いから楽しい舞台ではあるよね。

歌詞がききとりにくいっていうのはホントいつもそうよ!
日本語の難しさをいつも感じます。

あとねえ、曲が印象に残るモノが無いっていうのは本当だけど、
イマイチなのは申し訳無いけど日本の歌い手さんたちのせいな気がする!!
BW版のアルバムはいいですよォ!
みんな歌が上手くてかっこいいし、お洒落なの。
勿論オペラ座みたいに「くうーっ!」てのは無いけど。
イージーリスニングみたいな感じできくといいよ。
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