目の中のリンゴ

20年ぶりにオペラ座熱が再燃!!

8月に読んだ本

2014年09月03日 | 読書

2014年8月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:2580ページ
ナイス数:325ナイス

大奥 11 (ジェッツコミックス)大奥 11 (ジェッツコミックス)感想
今回もドキドキしながらあっという間に読了。久しぶりの男将軍だけど、その実情は何も変わりなかった・・・。でも、源内さんや青沼さんの笑顔が何度も出てきて、彼らの死は無駄でなかったのだ、と胸が熱くなる。次は1年後かぁ~!!!待ち遠しい!
読了日:8月30日 著者:よしながふみ


瑠璃の水菓子料理人季蔵捕物控 (ハルキ文庫 わ 1-27 時代小説文庫 料理人季蔵捕物控)瑠璃の水菓子料理人季蔵捕物控 (ハルキ文庫 わ 1-27 時代小説文庫 料理人季蔵捕物控)感想
今回もイマイチだった・・・と思いながら24巻まできたからには完結するまで読みたいんだけど、自信なくなってきた。この物語は、欲に支配された心根の腐った悪人が多くて、それが爽快に成敗されるのかといえばそうでもなく、さらに黒幕が糸を引いていたり・・・げんなりする。
読了日:8月28日 著者:和田はつ子


きのう何食べた?(9) (モーニング KC)きのう何食べた?(9) (モーニング KC)感想
ほんと毎回思うけど、ちゃんと献立で紹介してくれる料理本ってなかなかないから、参考になるわー。(この通りに作ったことないけど) シロさんとケンジ、ずっと仲良く年取っていってね。
読了日:8月25日 著者:よしながふみ


初恋料理教室 (一般書)初恋料理教室 (一般書)感想
評判を聞いて読んでみた。ありがちなお料理小説かーと思いきや、ヴィンセントさんの話も、ミキも佐伯さんも、そして愛子先生の話も切なくて泣けた。喜んでくれる誰かのために、心をこめて料理を作る楽しさを教えてもらった気がする。(愛子先生が表紙の女の子のような若い子じゃないところがよかった・・・。)続編希望!
読了日:8月25日 著者:藤野恵美


校閲ガール校閲ガール感想
校閲というお仕事が描かれているのが目新しくて面白いと思った。読むのはまだ2冊目だけど宮木さん、私好みだ。文章中にも出てきたけど、「プラダを着た悪魔」っぽいのも好き。リアリティがなくて漫画みたいなとこが、気軽に読めてイイ。
読了日:8月23日 著者:宮木あや子


天の梯 みをつくし料理帖 (ハルキ文庫)天の梯 みをつくし料理帖 (ハルキ文庫)感想
はぁ・・・(放心状態)もう、号泣しながら読みました。最後なんか「よかったね!よかったね!」と言いながら(笑)  高田郁さん、本当に素晴らしい物語をありがとうございました!!!!この10巻まで、途中何度も運命に涙し、みんなが幸せになれますように、と祈ったけれど、本当にこんな形で大団円を迎えることができたなんて。最新刊を心待ちにしながらリアルタイムで読んでこられて幸せでした。大満足です!!  ただ・・・采女が許せない狭量な私。
読了日:8月14日 著者:高田郁


山女日記山女日記感想
狙ったわけではないけど、「八月の六日間」に続けて読了。こちらには、私が修学旅行で登った火打山が出てきました。そんな名山だったなんて知らなかった・・・。暗くてドロドロの湊さんを読むと、”もうヤだなー”と思うのに、今回のように普通に感動的な湊さんを読むと、少し物足りないような気もする勝手な私(笑)登場人物が少しずつリンクする短編集、登場人物がリアルで、相変わらずスラスラ読めます。山に登った後、みんながちゃんと前進してるところがいい。
読了日:8月11日 著者:湊かなえ


ずるずる、ラーメン (おいしい文藝)ずるずる、ラーメン (おいしい文藝)感想
ラーメンにまつわるエッセイのアンソロジー。どれもとても短いので、”あ、この文章は苦手・・・”と思っても、なんとか読み終えることができた。さっきランチパックの本を読んで食べたくなったと思ったら、今度はラーメン(笑) よく言われることだけど、日本ほど独自のアレンジで外国の料理を美味しいオリジナル料理にしてしまう国はないなぁ~。鼎泰豊にそんな美味しそうな鶏のラーメンがあったのか!日本の店にあるのか見てみたら、”蒸し鶏麺”ってのがあった。食べてみたい!
読了日:8月10日 著者:椎名誠,宮沢章夫,川本三郎,角田光代,池上永一,吉村昭,津村記久子,久住昌之,町田康,島本理生,内澤旬子,内館牧子,東海林さだお,村松友視,千葉雅也,林静一,丸山健二,片岡義男,池部良,丸谷才一,北杜夫,開高健,古波蔵保好,荒木経惟,馳星周,藤子・F・不二雄,藤子不二雄A,森下典子,曽野綾子,沢木耕太郎,吉本隆明,江國香織,石垣りん


ランチパックの本ランチパックの本感想
体にいいものではなさそうだなーと思いつつも、たまに食べちゃうランチパック。よくできた商品だよね。次々と新製品を出してくるのがニクイ。著者の語り口とイラスト、好きだ。くだらないことをえんえん書いてるところがいい。キャラクターのランチちゃんとパックくん、ツッコミどころ満載。これから気をつけてみてみよう。ああーランチパック食べたくなった!
読了日:8月10日 著者:香山哲


今ごはん、昔ごはん (一般書)今ごはん、昔ごはん (一般書)感想
松井さんのブログは読んだことがありませんでした。ご実家が京都の老舗料亭だということで、もっと堅苦しいのかと思いきや、イメージと違ってとても読みやすく楽しく、勉強になるエッセイでした。子供の頃から本当に良いものを食べさせてもらった、というのは財産だよなぁ・・・。”ちまき”の話に笑った。そして、”化け猫がなぜ行灯の油をなめるのか”という話にはなるほど!と疑問が氷解。
読了日:8月7日 著者:松井今朝子


八月の六日間八月の六日間感想
北村さんらしい美しく丁寧な言葉で紡がれる山登りの話。男性作家が描く女性には違和感を感じることが多いけれど、北村さんは本当に上手いなぁといつも思う。主人公のように厳しい山にも単独で登るのは危ないんだろうな、と素人の私でも思うけど、山での一期一会もまた醍醐味なんだろう。修学旅行で信州の2400m級登山をさせられた私は、そこで山に目覚めることもなかったし、この本を読んでも登りたいと思わなかったけど、山に登ることではじめてわかること、そこでしか体験できないことがたくさんあるんだろうね。
読了日:8月7日 著者:北村薫

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