目の中のリンゴ

20年ぶりにオペラ座熱が再燃!!

6月に読んだ本

2019年07月09日 | 読書
6月の読書メーター
読んだ本の数:3
読んだページ数:1029
ナイス数:107

6月は読んだー!と思ったのに3冊だった。
「トリニティ」は直木賞候補。
イラストレーターの大橋歩さんと平凡パンチ、ananがモデルです。

50年前、女性が仕事をもって社会で活躍することが困難だった時代に、出版社で出会った駆け出しイラストレーター、フリーライター、寿退社が普通だと考えるOLの3人。現代において、仕事に悩み心を病んでしまった孫娘を通して、彼女たちの人生を見つめる物語。モデルがいるようだけど、窪さんっぽいリアルさがあって興味深く読めた。男、結婚、仕事、子供…女は全てを手にすることはできないのだろうか。この物語の時代から、今もずっと変わらないことだ。どんな人生が幸せかは最期までわからないかも。
読了日:06月26日 著者:窪 美澄

ドラマ化されたんだー と思ったら続編が出てた!主人公は管理職になり、会社の広告塔として「定時に帰らねばならない」。でも仕事は増え、いい顔をしない人もたくさんいる。さらに仕事をしなければならない種田のような人もいる。「忠臣蔵」になぞらえたパワハラ・セクハラ取引先との戦い。扱いにくい新人たち…課題は山積みだけど、なんだかんだ言いつつ立ち向かっていく主人公を応援したくなる。さて、この先はどうなっていくんだろうね。
読了日:06月12日 著者:朱野 帰子

都会的でオシャレさん、だという私の中のイメージ、山内マリコさんのエッセイや短編がいっぱい詰まった本。タイトルが良いな。でてくる固有名詞がけっこうツボだった。将来こうなりそう…と思える近未来の暮らしのお話に、少し怖いような不安なような気持ちにさせられた。最後の物語の女性のように、常に新しいものを面白がってイキイキと暮らしたいものです。
読了日:06月06日 著者:山内 マリコ

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