目の中のリンゴ

20年ぶりにオペラ座熱が再燃!!

「あさひなぐ」 こざき亜衣 なぎなた漫画よっ!!

2011年08月23日 | 読書
うわー!なぎなたが題材の漫画やぁっ!!
CREAの読書特集でみつけたこの漫画。
大興奮ですよ!!

「あさひなぐ」(こざき亜衣 小学館)
(1~2巻 続刊)

そう、私はこの漫画の主人公と同じ、
高校に入って薙刀に出会い、セイシュンしました。
あれからン十年ですが、今の状況ってどんなんだろうな。
この漫画を読む限り、変ってないようだ・・・。
マイナーなスポーツで、試合なんかで薙刀を持ち歩いてると
「弓道?」って囁かれてました。

まぁ、剣道と同じなんですよ。
防具をつけて打ち合う。防具をつけないで
型の美しさを競う”演技”もあるけど。
違うのは、”脛ースネ”があることと
主に女子のスポーツであること。(男子も可のはず)

なぎなたが普及しないのは、指導者が少ないせいなのかな。
私の高校時代には、有名な先生がいらしたので、
正規の体育の授業でなぎなたがあったほど。
・・・でも、先生が定年退職されてからは
指導者がいなくなって、廃部になってしまいましたもんね・・・。
寂しい限りです。
かといって自分が指導するわけにもいかず。

その”なぎなた”が漫画になるなんて!!!
めっちゃ嬉しいです。興奮して読みました。
昔、「六三四の剣」でほんのちょこっと
出ただけでも盛り上がったのに(笑)

えーと、漫画のストーリーは、まさに私と同じで
マイナースポーツである薙刀に出会った
文系のトロい主人公・旭が奮闘する話。
カッコイイ先輩、強いライバルなども登場します。
普通にスポ根ものです。ベタといえばベタです。

この漫画では、なぎなたをやってる学校は
東京でも10校程度で、3回勝つだけでインターハイに出られる!
といわれてますが、私の時も似たようなもんで(笑)
さすがに20校くらいはあったと思います。
でも、試合で入賞して朝礼で表彰されても、
学校中からは”どうせやってる学校少ないんやろー”という
声が聞こえてきましたけどね。

”薙刀は高校部活界のアメリカン・ドリーム!”
・・・まさにその通り(笑)
”運動が得意な人が必ずしも薙刀で
強くなるわけじゃないのよ”・・・その通り(笑)
私の時も、勧誘チラシの言葉は
キミもオフコースが立った武道館に!
でしたもん。
行きましたよ、全国大会で武道館!
なんと言われようとも、こういう経験ができたのは
なぎなたをやってたから。
本当によかったと思ってます。

読んでてイロイロと懐かしく思い出しました。
防具のコテはこの世のものと思えない臭さです。
下手な人に打たれるとめちゃめちゃ痛いです。
スネを打ち損ねて足は青あざだらけでした。
食べても食べてもお腹が空きました(笑)

剣道となぎなたの違いも描かれるし、
凛々しい姿も素敵です。
(私はなんといっても袴に憧れた!)
欲を言えば、”演技”競技が一切描かれてないのが
寂しいかな~。
そこまで手が回らないでしょうけど。

この漫画をきっかけに、なぎなた人口が増えればいいなぁと
OGとしては、切に願います。
連載、長く続いてくれますように・・・。
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