目の中のリンゴ

20年ぶりにオペラ座熱が再燃!!

「アメリカン・アニマルズ」 スタイリッシュかと思いきや

2020年06月13日 | 映画タイトル あ行
このスタイリッシュなポスターが公開当時気になってて観たかった映画。
WOWOWで。

こないだ、「世界ビックリ事件簿」(?)みたいなテレビ番組でやってましたが、中途半端だった…。
なんでこの映画があるのに、あんなのやるんだろ。

「アメリカン・アニマルズ」(AMERICAN ANIMALS 2018年・英米)

大学生のスペンサーは大学図書館に所蔵されているオーデュヴォンの画集「アメリカの鳥類」を目にし、
それが何億円もの価値があることを知り、友達のウォーレンとともに盗み出す計画を立てる。
さらに、2人の大学生を誘い入れ…

実際に起こった事件を元にした映画ということで、映画の中にはホンモノの彼らが出てきて喋ってます。
彼らの先生や家族、図書館の司書さんも。

いやー甘いっ!!
平凡な日常から抜け出したい、スリルや刺激が欲しい、というだけで窃盗を企てる。
見取図を描いたり、映画を観て計画を練ったり、というのがワクワク興奮して楽しくてノリで盛り上がる…ってのはわからんでもない。
おとなしくておどおどした感じのスペンサーが、すごく楽しそうな笑顔なのが印象的。

だからってね…「レザボア・ドッグス」や「オーシャンズ11」ではアカンて!
そんな高価な希少本、ほんとに売るルートあるのかな?
いや、あるよね。世の中で実際に美術品や仏像が盗まれて売られてるんだし。

当然、スタイリッシュとは程遠く、そんなお遊びみたいな計画は上手くいくはずもなく、彼らは逮捕されてしまいます。
それなりにみんな優秀な学生たちだったのに…
今は文筆業や画家をしてるみたいですが。

しょせん普通の大学生、家族のことを思うと迷いも生じるし、予想外のことにはパニックに。

なんか、親の気持ちで観てしまいました。
なんでこんなアホなことを…って。やりきれないよね。

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