「リメンバー・ミー」私のことを覚えていてね

観たのは少し前になってしまいましたが・・・
アカデミー賞長編アニメ賞受賞の　ディズニー/ピクサーアニメ。

「リメンバー・ミー」（COCO　2017年・米）

舞台はメキシコ。
ミゲル少年はミュージシャンを夢見る男の子。
しかし、彼の家ではミュージシャンだった”ひいひいお祖父ちゃん”が
家族を捨てて出て行ったことから、音楽は一切禁止とされていた。

日本のお盆のような「死者の日」、亡くなった人が
戻ってくるこの日にミゲルは死者の国に迷い込んでしまう。
そこで国民的スター歌手　デラクルスや
わけあって家族のもとに帰れない若者ヘクターに出会い・・・

メキシコが舞台でメキシコ人ばかりが出てきて
メキシコの文化が描かれてるこの映画がアカデミー賞を獲ったのは
素晴らしいことですね。

「死者の日」のしきたりは日本のお盆みたいで
祭壇に写真が飾られていないと、戻ることができないんです。
生きているみんなに忘れ去られてしまったら
死者の国で二度目の、永遠の死を迎えることになるのです。

いやー、うまいこと作ってあります！
ガイコツなのに生前の雰囲気そのままで表情豊か！（笑）

陽気な音楽と色彩豊かで楽しそうな死者の国だけど
みんなあの世とこの世に別れてしまった家族が恋しい。

ご先祖様なんてケッ！と思っていたミゲルも
家族の大切さを知る。

こないだも私、ブログに「Out of sight, out of mind」
なんて書いたけれど、日々だんだんと薄れてはいくけれど
忘れてはいけないよなぁ・・・なんて思いました。

そしてやっぱり音楽って素晴らしい！！

原題は「COCO」ココ
ミゲルのひいお祖母ちゃん。
もうかなりのご高齢です。
彼女が鍵を握ってます。
↑　これネタバレ

今回は、息子と私の母と３人で観たんですが
母と私は涙。
いつものように、息子はけろっとしてた。

後日、英語の勉強をしてたときに
（全くやる気なく、覚える気もなく、ただやらされてるだけ）
「Please remember me. 私のことを覚えていてね」
という文があり、そこではじめて
「あっ！そうか！こないだのリメンバーミーってそういう意味か！」
て言うてましたわ。

そこで英語に興味を持ってくれたらよかったんですが
全くそうじゃないのが残念・・・。