今日も快晴の長野盆地。


ま。今日は帰ろう。
いつもと同じくらいの時間にタクシーがきたのに、駅に着いたらギリギリ。かがやきをのがして次のはくたかとダッシュしたのだけど、エスカレータ途上ではくたか発車してしまった。
仕方ない。
昨日戸隠高原へ行くときも、市街地を抜けるのに妙に時間がかかった。
観光が動き始めてるんだ。
次のかがやきに変更しようとしたら、一度入場してしまったからみどりの窓口へと言われた。
窓口はふたつでずらりと客が並ぶ。
並んでしばらくして気が付いた。
ずらりにはわけがあったのだった。
私のように便の変更どの席でもいいという客はほとんどいない。
当日乗車なのにトランクひきずって券売機でなく窓口で延々と相談する人。何日も後の旅行の切符相談を延々と繰り返す人。
当日変更のお客様は券売機でもできますと係員さんが案内に来たけど、私だって入場前なら券売機だわと思ったのだけど、ぞろぞろと列を離れる人たちをみて、入場前の変更でなんでみどりの窓口に並ぶ?
待ちながら、清水義範氏の短編を思い出していた。
さわやかなグリーンどころか暗雲たちこめるみどりの窓口。
結局、30分かかった。

もしかして、このみどりの窓口だけは昭和のままここまで来て、この先もずっと昭和のままなのかもしれない。
AI搭載係員が窓口にいる時代になったらどうなるんだろ?
やっぱり変わらなんかな? 
今日も新幹線からはいくつもの御一行様が降りてきた。

今日も新幹線からはいくつもの御一行様が降りてきた。

秋の信州は自慢だけど、しばらくは時間にゆとりを持って行動しないといかんな。


