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今日のころころこころ

2022・3・19 東京ミッドタウン「ストリートミュージアム2022」。街×ストリート×アート。

昨日は動線の関係上久しぶりに東京ミッドタウンを通り抜けて国立新美術館へ行った。
通路になんか作品があると思ったら、「ストリートミュージアム2022」。
会期は3月18日~5月29日。
東京ミッドタウンが毎年実施しているデザインとアートのコンペティション「TOKYO MIDTOWN AWARD」。2021年のアートコンペ受賞者6組の作品を展示していた。
受賞者は、草地里帆・親指姫(丹羽優太+下寺孝典)・蔡云逸・坂本史織・都築崇広・柴田まお。

草地里帆。
「You Know Them.But You Don't Know Them」。
椅子に座っている時には背景は見えてない。
ヨーロッパの家具は修理されながら何世代にも渡って使われる。椅子そのものに歴史がある。
それが絹張なら蚕の歴史もある。

親指姫(丹羽優太+下寺崇典)。
「映写車・電氣作用活動座」。
この車があればどこでも劇場。
しかし・・・今や映画館も劇場も危機的状況。
アンチテーゼというより近未来な気がしてしまうのだ。。



蔡云逸。
「The Castle Inside Out」。


このお城は、地獄と現世と天国からできているらしい。





坂本史織。
「私と東京ミッドタウン」。
坂本はホームセンターで働いているようだ。
ひょんなことから東京ミッドタウンとアートでつながり、それを素直に喜び、ホームセンターにも東京ミッドタウンにも売っている品物を描いた。
現代美術はひねったものが多いけど、こういう楽しさが伝わってくる作品もいいな。

都築崇広。
「汚れ山水」。
東京ミッドタウンのあるあたりはお洒落で綺麗な街だけど、なんにもない荒野にニュータウンを造ったわけではないから、街のそこかしこに経てきた傷や汚れやなにやらがある。
都築はそれらの証を慈しむ。

月が美しい。


柴田まお。
「Blue tile」。

東京ミッドタウンは人工空間。
作られた自然の中を行き交う人々は着飾っていても生身の自然。



東京ミッドタウンから国立新美術館へ行くと傘無しでは雨に濡れる。
千代田線乃木坂駅からなら直結。
でもたまには東京ミッドタウンから行ってもいいわな。



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