今日も寒い。
今にもなんか降ってきそうだから、横浜駅の地下からかながわ県民センターへ。


どん詰まりから地下を出ると帷子川分水路に架かる橋は西鶴屋橋。



このボロボロ感からはちょっとわかりにくいけど、林をイメージした日本で最初のサウンドスケープ橋。かながわの橋100選にも選定されている。




西鶴屋橋を渡れば、かながわ県民センター。

第45回世界の帆船模型展。
会期は11月5日~12日。

横浜帆船模型同好会は、1978年に東京にあった帆船模型クラブの会員の中の横浜近郊在住の会員が集まり発足したという。約86名の会員が帆船模型の製作など帆船に関わる活動をしている。

聞きしに勝る帆船模型の数々。



キャプションに「キット」と書かれている作品があるけど、この「キット」の内容は板が入っているだけという。
それでも「自作」よりは板の調達が楽だから「キット」らしい。


一隻製作するのにどれだけの時間がかかるのだろう?




このひと際手の込んだ帆船を製作した会員さんは、ロープを作るための機械まで自作。



ほんとに凄い。


水上交通は古代エジプトから始まったという。
これは古代ローマの架橋船。

横須賀丸だ。

横須賀丸は日本初の実用蒸気船といわれている。
1864年に幕府は横須賀に近代的な造船所を建設するにあたって、開港場横浜から資材や人員を輸送するために建造した。
幻といってもいい帆船をどうやって復元したのかと思ったら、たまたま製作した会員さんとお話しができた。
ありがとうございました。
横須賀丸のヒントを探して図書館に通い詰めているうちに、不用となった横須賀丸が売りに出された時の仕様書に当たったという。数字だけだけど事細かに記載されていて、その数字を頼りに設計図をひいて、試行錯誤をしながら今でも手を加え続けている。

帆船の持つ魅力なんだろうなと思いながら、いや、帆船は過去ではないか。
そういえば、ハイブリッド帆船とでもいうのかな、風力ハイブリッド船とでもいうのかな、最先端素材の帆で省エネを目指す船も出てきている。
帆を得たことで風を味方にすることで船は進化した。
帆を立てて帆を膨らまして進め進めと心でつぶやきながら会場を後にした。
