さてさて秦野の桜と秦野駅南口の野外彫刻。
小田急秦野駅下車。南口に出る。

家を出た時には晴天だったんだけど、どんよりとすっかり曇ってしまった。
寒い。

お天気が良ければきらきらと輝くような作品群なんだけど。
この、秦野駅南口にある作品群は、1997年開催「水とみどりの彫刻展」制作作品。と、秦野市のHPにある。が、どんな彫刻展だったのかは不明。秦野駅に橋上駅舎と南北自由通路が完成したのが1996年で、翌年に橋上駅舎はグッドデザイン賞に選定されてる。から、たぶん新駅舎完成に合わせてなんだろうと思う。
ともあれ美術館のようである。
「風」・永廣隆次。
配管用継手であるところの工業製品であるところの90度エルボを使った大胆な作品。
内部からの澱んだダクトの風は外の風と混じり自由な風に戻る。


「COSMIC IN HADANO-contour」・楠田信吾。
この作品は、残念ながら水が無いと。。



「雲のある風景」・村中保彦。

お天気が良ければ明るく、でも、曇りは曇りで、雨天は雨天で、映し出す楽しい作品。






「異石空間」・佐藤尚宏。





「CHAIR OF SKY(空の椅子)」・今村巌。

お天気さえ良ければどんどん空に伸びていく椅子。



「重力の無い風景」・斉藤史門。
鉄の人・史門氏は、逝ってしまわれた。
錆びて朽ち果ててそしていつか土にかえる。
鉄という重量感溢れる素材を原初に帰したかのように軽やかに艶やかに刹那に切り取った天賦の人。





それにしても、空が恨めしい。
晴天に恵まれた日にまた。