今日も気温がぐんぐんと上がりそう。
って、4月上旬の表現かいな。
ま。
ベランダの植物に水やり。
サボテンと多肉植物にはあげない。
サボテンはともかく、多肉植物はぶっちゃけ好きではなかった。
なんでみんな多肉植物多肉植物とはまるんだかさっぱりわからなかった。
母が4回目の圧迫骨折で入院してリハビリ病院に転院して更に老健へ入院して、とうとう一年たってしまう。
とにもかくにも本人が家に帰りたくないの一点張り。
いつまでもいられない施設なんだよと言っても、ここにいられるお金がないのかと泣き出さんばかり。
困ったもんだ。
母は玄関前に花の鉢をズラリと並べて通りかかる人たちからお褒めいただくのを楽しみにしていた。
母が入院してから初冬までは、いつ帰って来てもいいように、母ほどたくさんは無理だけど寄植えを置いていた。
といっても横浜との往復。枯らしてしまったり風でぶっ飛んでしまったり。
鉢がドボンと入るタライに水をめいっぱい張って放置は有効だったけど、暑いうちだけだった。
結局、多肉植物を置いてみた。
置いてみたら、乾燥にも暑さ寒さにも強くて、こりゃいいわ。
見慣れてみると不思議なもので以前ほど嫌ではない。
ほんとは、スミレとかオリーブとかが心地よく感じるんだけど。
ん…
もしかして、鑑賞用植物の流行り廃りはその時代のライフスタイルに左右されてるのかも。
長野市街地は首都圏よりは住宅事情がかなり良い。
それでも、一戸建よりマンションが人気だ。
新しい若向けの一戸建は、庭を作らない。駐車スペースを一台でも多く取りたいという事情もあるのだろうけど、シンボルツリーの1本すら植えないとか人工芝を敷き詰めるとなると、土のある生活がめんどーなのだと思う。
かといって、全く植物の無い生活というのは、たぶん生き物としてのヒトにとって不自然過ぎるのだろう。