かながわの橋100選。小田原市・白糸橋。

国道135号線の橋梁で、わが国最初の鋼鈑桁曲線橋。橋長27m、幅員7mで昭和31年に完成した。箱桁断面とせず、開断面としたこの橋は、外側の桁高を大きくして剛性を高め、ねじり力に対処している。橋の建設に際しては、模型実験や完成後の載荷試験を行い、安全性が検討された。わが国の橋梁技術の一里塚となってる橋である。
ふむふむ( ..)φ
JR東海道本線・根府川駅下車。

無人駅だが、たいそうに素敵な絵になる駅舎で手入れが行き届いている(^^♪



740号線を真鶴方面に向かって歩く。



ポイントポイントに案内板があるからわかりやすい。

それにしても静かだ。。。


ほどなく白糸マス釣りセンターが見えてきた。

そこが白糸橋。


渡る前に下に降りてみることにするが・・・釣り堀の敷地なんだかわからないから一応許可を求めて釣り堀事務所(?)に寄ってみたが、無人。。。

ま。


草木生い茂り橋の全体はよくわからない。


釣りとバーベーキューができる感じだが、誰もいない。のんびりとアジ―ルな橋の下(^^)


テキトーに渡る。

白糸川の流れが清冽だ(^^♪

橋はかなり傷んでいるなぁ・・・



白糸橋を調べたら、自分が何を享受してるのだかわからずに当り前に山道を運転していたのだが、こういう場所をスムースに通行できることは実はすごいことだったのだと知った。
かつては床組みが木製敷板のつり橋だったため、自動車による破損が酷く通行止めもしばし。更には、山岳部の道路は橋の長さを節約するために、川をさかのぼり川幅が狭い場所に架橋して再び川を下るという方式のために、橋と道路の角度が直角に近くなり事故が絶えなかった。橋をつるワイヤーのバックステーに大型車が衝突してケーブル切断とかとか。こういうタイトな条件の場所に曲線橋を架けることができればどれほど便利になることだろう!との当時の技術者たちの熱い熱い思いで架けられた橋だったのだった。
もっと大事にされてもいい気もするが、そんなことどーでもいいよと言ってるかのように一里塚は静かにたたずむ。
なにやらこころにぐっと来た。つい自分が自分がとなりがちな自分のこころもちを反省。。。

先が開けてる感じだから少し歩いてみようか。。。

とお\(◎o◎)/!もしかして、白糸川橋梁\(◎o◎)/!

そうか。そういえば根府川駅からなんとなくふらふらと歩いてる若者がいたなぁ。時々道からなにやら覗き込んで。明らかに私を避けていたからそっち側を歩かなかったんだよな。あれは鉄道マニアなおにいさんだったんだ!
確かに素敵な鉄橋だよな(^^♪おまけに新幹線付き(^^♪

私も、かながわの橋100選・白糸川橋梁だ(^^♪
根府川方面に引き返す。

