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今日のころころこころ

2019・7・29 東京の几号水準点 新宿区・市谷亀岡八幡宮

東京に残る高低几号標。
神楽坂の善國寺さまから神楽坂通りを下って外堀通りを歩けばよいのだけど、暑すぎて地下鉄利用(^^;
東京メトロ南北線・市ヶ谷駅下車。
市ヶ谷駅の構内には江戸城の石垣が再現されている。







地下鉄を出ればお堀のさわやかな風とはいかないんだな。動かない水。


市谷亀岡八幡宮さまへ。




急な階段。

お隣は精神的に急階段を登る駿台予備校。
一番初めに迎えてくれれる狛犬氏はなんかサンレッドのヴァンプ将軍みたいなお顔だな。


市谷亀岡八幡宮は、太田道灌が文明11年(1479年)に江戸城西方守護のために市谷御門内に鶴岡八幡宮の分霊を勧請したのが始まりという。鶴から勧請したのになぜだか亀。
外堀が完成(太田道灌外堀開削説だと思う)した後に古くからこの地にあった稲荷社に遷座し今に至る。荒廃した時期もあったようだが、徳川家の庇護のもと江戸時代の祭礼はにぎわったという。

境内には力石が残る。


高低几号標は水鉢台座。

新宿区の登録有形文化財に指定されている。


この台座の上の水鉢は境内に保存されている。



明治の東京実測全図は少々不明瞭でこれが高低几号標だと確信は持てないけど、らしきものが記載されている。

明治の地図を見ていると、そうか明治からこのあたりは国防の中枢になっていったのね。

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