今日も暑い暑い。


明日は大腸検査だから今日は飯でのエネルギー補給があんまりできない。
猛暑の中で動き回って動けなくなったら困るからおとなしく過ごす。
はぁ?血圧が高いですねってこんな状況で健康診断受けてんだから当たり前でしょ!というのは過去のお話しで今はのんびりしようと思えばできるのだ。
図書館で本を借りてきた。
山と渓谷社・堀公俊著・日本の分水嶺ー地図で旅する列島縦断6000キロー。

長野滞在中に、志賀高原と湯の丸高原で分水嶺という大きな看板を見かけた。
なんとなくわかったような気分で使っている言葉ってある。分水嶺もそのひとつだった。
地表に降った雨や雪はせせらぎとなって高地から低地へと流れいくつものせせらぎが合流して大きな川となりやがては海に還る。
一本の川に雨や雪が流れ込む範囲が流域。隣り合う流域の境界線が分水界。
その分水界が山や尾根にある場合が分水嶺と呼ばれるという。
山や尾根に降ってきた雨粒たちはそこから日本海側と太平洋側に分かれて海へと旅立つ。
この境界点を日本列島の北から南まで結んだ線が中央分水界というそうな。
特に難しいことではなく、日本地図に載っている川という川を鉛筆でなぞりながらさかのぼって行けば分水嶺に行き着く。
ただ、その作業にはまってしまって病膏肓状態になると自分の目で確かめてみたくなるようで、そこで山へ行くとなり、この本は山と渓谷社から出版のはこびとなるのだ。



志賀高原の記載があった。



湯の丸高原の記載もあった。



車運転しながらあれなんだろ?と思うだけあって、両方とも手軽に行ける分水嶺らしい。
今宵はどうせお粥を20時までに食べるだけだからこの本を読みながら布団でごろごろしよう。
次に長野へ行ったら分水嶺の上に立ってみよう。
ん!
空は秋の空になっているんだろうな。
