1987年開催「丹沢野外彫刻展」の市役所1作品に曽屋配水場1作品。
小田急秦野駅下車。北口に出る。

下には、丹沢野外彫刻展最優秀作品の「あなたと・・・・・・(時は流れて)」がゆったりと風まかせ。

階段を降りる。
まほろば大橋から水無川へ降りる。

市役所目指して歩き出す。
この水無川沿いの道は手づくり郷土賞を受賞している。

秦野市役所。

「丹沢の木」・空充秋・白御影石&黒御影石・600×100×100。

秦野の厳しい自然環境を映して、螺旋に組まれた直線が美しくたくましい。


曽屋配水場としもかわぶち公園の場所の確認。
曽屋配水場の目印は曽屋神社様。スマホのナビに入力して市役所を出る。

曽屋神社様。


下に水神様があるようだ。
お!



確かこの曽屋の地にはたくさん遺跡が出ていたはずだよなぁ・・さっきの道は乳牛通りと言うらしい。古代牧があったんだろうな。醍醐だ。秦氏だな。
曽屋配水場。

こんな風に公園として公開されているとは思いもしなかった。気持ちの好い公園。



「よいとまけの歌」・中垣克久・ブロンズ&ポリエステル・300×300×300。


懸命にけど活き活きと働く働く。




乳牛通りを水無川へと向かって帰る。
今は住宅地だが、醍醐を献上していたいにしえは雑木林だったのか畑だったのか。そしてその前はそしてその前の前は。
ふと振り返る乳牛通り。秦野の秦はやっぱ秦氏。

それにしても・・・
市役所といい曽屋配水場といい設置場所の選択が最良だ。彫刻家の鋭い感性が見事に貫く。野外彫刻とは設置場所があってはじめて完成するもの。
水が良い土地だから豆腐屋さんもたくさんある。

ん?この道は記憶ある。
そうか!菊屋食堂さんがある、味も良いが秦野の看板建築作品でもある。


看板建築をたずねた時に一度入っただけなのに御夫妻は覚えていてくださった!嬉しくて美味しくて幸せなお昼でした。