7/28 ビザ切れ英愛旅行記4 三日目 Kildare→Galaway
アイルランド鉄道の旅
●朝食
旅の疲れがたまり気味なのか、どうも体がだるいです
この日も、ベッドでグダグダしながら、9時に遅い朝食にしました。
ここのバーで、ゆっくりサッカーか競馬でも見ながらビールが飲みたかったです。
朝はいつものアイリッシュブレックファースト
今日はハッシュポテトがついて、少しだけ変わってました。
廊下にはRock Sandの写真が飾ってありました。
●朝の散歩
食後、まずは今日のタクシーの手配と宿の精算をします
昨日の晩御飯のレシートがよく読めなくて不安だったんですが、ちゃんとした値段で一安心
昨日のレーシングポストの分が乗せられてなかったので、申告して支払いました
こういう小さな善行をしておかないと、ギャンブルの神様に見捨てられます
代わりに2着・3着の神様に憑りつかれますからね…
ここからKildare駅まではタクシーで5分だというので、11:15分にタクシーを予約
出発準備をして朝の散歩にでかけました。
ホテルの隣には、昨日と同じように羊君がいました!
じっとこっちを警戒してみています
羊君は警戒心が強いから、触らせてくれません。
バックの建物が、カラの競馬場のスタンドです
競馬場に行くと、入口が開いてました
中では、向こうの方で馬の調教をやってます。
誰もいない競馬場を独り占めです
これも、ここに泊まった恩恵ですね
一面緑の草原で、朝から良い気持ちです
競馬に来る以外ではプールとかスパしか無いですが、競馬好きには非常に良いホテル
カラ競馬場にゆっくり来るなら、是非ともお勧めの宿
バスの運ちゃんに競馬場前で降ろしてもらうと、キルデアからのタクシー代が浮きます
今日のレーシングポストも、ホテルで買えました
日本にみたいに駅で気楽に買えず、買えないと車中で検討できないので助かりました
今日のGalway開催と昨日のMastercraftsmanの勝利を報じるRacing Postです。
●アイルランド鉄道の旅 Galwayへ
この日は大西洋岸の歴史ある街Galwayに鉄道で向かいます
上記のように、ホテルから駅へは公共交通機関が無いのでタクシーで向かうしかありません
5分位で到着、街中までと同じ料金で9(8+送迎代1)でした
5分とはいえ、かなり飛ばしてたので、歩くのはかなり辛そうです。
行く道すがらも、調教から帰る馬が見えました
カラらしい風景ですね。
Kildare駅です。
アイルランドは、駅舎がそれぞれ特徴的で面白いです。
ところが駅員がいません…。
「乗る前に切符を買いましょう」のポスターがあるんですが…
窓口の前には行列が出来ていました
奥を見ると自動販売機があったので、それで買っちゃいました
列の人は、割引切符を買う人達みたいでした。
KildareからGalwayまで、インターシティーで二時間半くらいの鉄道の旅です
自由席で一人24.5(4400円)でした
車窓からは、相変わらずのアイルランドの風景です
学生時代、合唱コンクールで「汽車に乗ってアイルランドのような田舎へ行こう」
という歌を歌って以来、乗りたかったアイルランドの田舎を走る鉄道は、これで体験できました。
汽車に乗って、 アイルランドのような田舎へ行こう。
人々が祭りの日がさをくるくるまわし、
日が照りながら雨の降る、
アイルランドのような田舎へ行こう。
まどにうつった自分の顔を道づれにして、
湖水をわたりトンネルをくぐり、
めずらしい顔のおとめや牛の歩いている、
アイルランドのような田舎へ行こう。 (丸山薫)
欧州なので、進行方向を向かないシートが多いですね…
幸い、進行方向に座れました。
駅名も、交通標識のように二ヶ国語表記で、ゲール語(アイルランド語)が上、英語が下
ゲール語を話すアイルランド人は余りませんが、民族のアイデンティティ保持なんでしょう
車内販売もありました
アイルランドの車窓シリーズ 牛
アイルランドですね…
アイルランドの車窓シリーズ 羊
いやぁアイルランドですね
アイルランドの車窓シリーズ 馬
馬は少なかったです
Galwayに近づくとケルトの遺跡なんでしょうか、石作りの壁などが多く見えるようになります
石の壁が増えてくると、電車はまもなく大西洋岸の街、Galwayに到着
●Galway概要
人口6万5千人のアイルランド第三の都市、名前の由来は「外国人の町」
1124年に砦の周りに街が築かれ、それ以来の歴史を有する
その後、衰退していったが20世紀後半から再び繁栄し始めているらしい
この辺りを境に日常的にアイルランド語を使うエリアになるそうで、
その境界となっているため「ゲーリック・アイルランドの首都」と呼ばれる
二つの大学に12000名の学生が学んでおり、教育・研究都市の性格も有している
●Galwayの街歩き
まずは駅を降りて、駅前にある街の中心にEyre広場へ歩いて行きます
鉄道とバスが接続してるのか、駅の横のバスターミナルは大混雑でした
この広場にも、古代ケルトの遺跡のようなものが保存されています
街中には、流石ギネスの本場だけあってギネスの看板をよく見ます
アイルランドだけあって、ここは街中にパブがたくさんありました。
この広場から坂を上って二分位でホテルに到着
実は、Galwayでは競馬場以外は、駅とこの広場とホテルしか行ってません(汗)
●The Weatern Hotel
今日はGalwayの夏の大規模イベント、競馬のGalwayサマーフェスティバルの開幕初日
Galwayには、午後に街について競馬場に行き、翌日早朝には出発です
今回、この街にはこの為だけにやって来ました
海沿いのこの街は、この時期はホテルが超高くて嫌になります…
今回、やっと駅前で見つけたのがここWestern Hotel
Galwayは海沿いや農村部にB&Bが多いですが、滞在時間が短いので駅前で無いと超不便
恐らく、食堂付きのInnから発展してホテルになったんだと思います
パブが併設されていて、小規模のアットホームなホテルです
それでもこの時期は一泊で25000円超です、まぁお祭り時期だから仕方ないです
駅前に泊まれる便利さは兆魅力ですし、郊外のB6Bに行っても20000円近くはしますので。
部屋はリフォーム直後なのか、赤ベースの可愛い作りでした。
木の家具が温かみをだしてます
ちょっとしか部屋に滞在しない(全部で7時間くらい)のが、もったいないです。
バルコニーからは中庭が
フルアイリッシュブレックファースト付きだったので、このテラスで食べたかったです。
お風呂もついてました
ここはトイレの水洗が遅くて、連続で流せなくて苦労しました。(競馬場:その2へ)
(その2)から続く
●晩御飯
競馬が終わったのが21時過ぎ、その後にバスで街に戻ったのは10時近くでした
ホテルが10%割引券をくれた付設のパブも、食事はすでに終わってました…
夜も遅いし飯代も高いので、晩御飯はコンビニですますことにしました
幸いホテル目の前のスーパーにホットミールデリカッセンがあったのでそこで御飯を購入
私は英愛のファーストフードのパイ、欲しかったチキンカレーパイは無かったです
キドニーパイやステーキパイと同じく定番チキン&マッシュルームパイ(1.6:290円)
ホワイトソースで美味しかったです
つれは巨大なビーフサンド(3.9:700円)
注文してからその場で作ってくれて、中に挟むものなんかも指定できました
結構牛の風味が強いそうで、凄いボリュームでした
こうしてGalwayの夜は終わりました。食べ物も含め、本当に競馬だけでしたね💦