『黒狗』の小屋

毎週、(金)に特撮作品の感想、(日)に漫画の感想を書いてます。

三大特撮感想(2022/9/4分)

2022-09-09 20:06:40 | 日記

ウルトラマンデッカー

第5話「湖の食いしん坊」は、ややコミカルながらも、地球人と異星人の友情を描いたストーリーになっており、心が温まりましたね。

強烈な電撃を放ち、一般人を大混乱に陥らせ、ウルトラマンを苦しめてきた怪獣は数多くいますけど、今回、登場したエレキングは、その代表格じゃないかなぁ、と私は勝手に思ってます。エレキングって妙な可愛さっつーのか、愛嬌がある見た目をしてますよね。戦闘力は何気に高めなんですけど、見た目が無害っぽい。

そんなエレキングとセットなのが、ピット星人。そのピット星人とエレキングの為に、イチカが奔走するってのが、今回のストーリーでした。普段は、直情型のカナタと効率主義者のソウマの間を苦労しながら取り持つポジションですが、今回はやや暴走してましたね。

叱責も覚悟で、エレキングの空腹問題を解決しようとしたイチカでしたけど、まぁ、悪い事をするのに、そもそも向いてない性格だからか、簡単にバレてしまいました。とは言え、誰かを守るために動いた者を、理不尽に罰するほど、GUTS-SELECTは狭量じゃない訳で、ムラホシ隊長がエレキングの保護にゴーサインを出してくれました。

しかし、世の中、良かれと思ってやった事が、時にヤバい展開を生じさせるもので、電気を一気に摂取してしまったエレキングは暴れ出してしまう。このままでは、民間人に被害を出してしまい、エレキングを倒さなきゃいけなくなる。ウルトラマンデッカーは、エレキングを絶対に倒さないで、安全に止める、その覚悟をミラクルタイプへ変身する事で示しました。

倒すだけがウルトラマンの持つ「強さ」じゃない、と感じさせてくれましたね。また、ペットを飼う上で、やはり、飼い主の責任感は大事だな、と思いましたね。可愛いからと言って、餌の与え過ぎは良くないって事です。皆さん、気ぃつけましょう。

 

暴太郎戦隊ドンブラザーズ

ドン27話「けっとうマジマジ」、これは、神回、と賞賛されても、何ら不思議じゃないレベルでした。これまでも、井上イズムが炸裂していた回やシーンは多かったですけど、今回は顕著でした。

激闘で積み重なっている精神的な疲労を発散するように、プールで骨休めをしていたタロウたち。そのタイミングで、タロウに再決闘を申し込んできたソノイ。再戦の申し込み、これ自体は良いんですけど、何故に、水中で!? しかも、着衣のままで・・・時たま、おかしい行動に出るな、ソノイは。あと、全開のラストで、ソノイがハワイアンブルーソーダ(って言うのかな?)をブクブクさせてたのは、これを示唆してたのかな?

ともかく、タロウとソノイの決闘が決定。勝負とは時の運だ、と達観して、特訓を置こうなうのは無意味、と考えて、自分らしさを貫くように、いつも通りの仕事に励んでいるタロウに対して、ソノニとソノザの協力を得て、タロウに勝つ為の力を得ようと自分を追い込むソノイ。ライバルだからこそ、決闘に対しての行動が真反対でした。

そうして、ついに、やってきた対決当日!! しかし、タロウが決闘の場所にやって来ないもんだから、ソノイは苛立ちを隠せず。場所を伝えてなかったからかな、と思ってたら、まさか、タロウ、仕事をしていたとは。ソノイとの決闘は、確かに大事だが、あくまで、個人的な事情。それを理由に、仕事を休めない、タロウの意見に納得したソノイは、彼の仕事を再び、手伝う事に。何だかんだで、根は悪い奴じゃないんでしょうね。

やっと、決闘が始まる。タロウは、ソノイが相討ち覚悟で、この決闘に望んでいる事を悟り、戦慄します。傲岸不遜な態度は変わらずも、お供との絆を育んできたタロウだからこそ、ソノイの覚悟を感じ取れたんでしょう。負けられない理由を、どちらも持っている二人がぶつかろうとした時、まさかの闖入者が。ジロウが野暮なのは毎度の事ですけど、タロウを目の敵にしているオッサンが変貌した魔法鬼、ドンムラサメ、その上、獣人まで!?

はるかちゃん達が引き受けてくれたおかげで、やっと、仕切り直しが出来たタロウとソノイ。もう、決闘する空気じゃないよな、と思ったけど、そうもいかない。ここまで、コミカルさを押し出してきて、刹那に、尋常じゃない緊迫感を持ってきて、一瞬で決着。ほんと、震えた。タロウが自分が倒したソノイに一瞥もくれず、穏やかに去っていたのにもグッと来たが、動かなくなったソノイをドンムラサメが連れ去った事が気になりますね。これが、マザーの指示ではなく、ドンムラサメが自分で考えてやった事なら、地味に滾ります。

 

仮面ライダーギーツ

さぁ、今日から、『仮面ライダーギーツ』がスタートですよ!! 一年間、よろしくお願いしますッッ

1話「黎明F:ライダーへの招待状」は、いきなり、攻めて来てるなぁ、と感じるストーリー展開でした。また、登場人物たちも個性的で、見所が満載っぽいですね。

ライダーのデザイン、これもカッコいい。頭部と言うか、マスクでキャラ分けして、身体は全員、同じ感じですね。そんで、左半身と右半身を、アイテムでフォームチェンジしてました。Wと同じシステムなようでいて、アイテムは条件さえ満たせば、どのライダーも入手可能なのかな、と予想は出来るので、エグゼイドっぽさもあります。

そして、大勢のライダーが一人の勝者を目指し、戦うのは、龍騎を彷彿させます。ライダー同士がバトルするのか、それとも、毎回、違っているクリア条件を満たすために、個人で動くのか、共闘するのか、その辺りも楽しみです。

主役である仮面ライダーギーツのモチーフは、白い狐。これは、かなり斬新なのでは? そんなギーツに変身するのが、自信満々な俺様キャラ・浮世英寿。その英寿に敵愾心を剥き出しにしているバッファ、この戦いに巻き込まれる事になった就活生・景和は、どんな役割を果たすんですかね。

銃撃戦を得意とするマグナムと加速力がえげつないブーストフォームを一つにした、マグナムブーストフォームの必殺技は、マヂにカッコよかった。バイクが変形するってのが、激熱でした。これから、どんなフォームが登場してくるんでしょうか。


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